天内理子(呪術廻戦)名言・名セリフまとめ! 星漿体として身を捧げる彼女の、感動的なシーン6選【アニメ・漫画】

過去編に登場するキャラクター「天内理子」。生贄である彼女との出会いは、過去編の五条悟・夏油傑に大きな影響を与えることとなります。 今回は、そんな彼女の名セリフ・名シーンを紹介!

天内理子(あまない りこ)

原作マンガ8・9巻『懐玉・玉折』に登場するキャラクター。自らの身を不死の呪術師”天元”と同化させる生贄”星漿体”として、当時高専生だった五条悟・夏油傑に護衛され呪術高専の地下にいる天下の元へと送られます。


「もっと皆と… 一緒にいたい」

天元との同化を拒絶した際のセリフ

「もっと皆と… 一緒にいたい」(天内理子)

(呪術廻戦 9巻 41p)

考察

これまで、同化について聞かれても明るく答えていた理子。しかしそれは、彼女なりの強がりでした。早くに家族を亡くし、星漿体として生きることを余儀なくされた彼女が、夏油の「君の未来は私達が保証する」という言葉に身を委ねようとする、物語上でも大切な一場面となっています。

星漿体として、その身を狙われ続けた天内理子。その結末は、五条・夏油の価値観を変えるきっかけにもなりました。天元や薨星宮など、呪術界の根幹となる存在も明かされ、その後のその後の物語にも繋がります。


「黒井 大好きだよ」

天元との同化に向けて、高専地下へとはいる際の黒井への別れのセリフ。

「黒井 大好きだよ」(天内理子)

(呪術廻戦 9巻 32p)

考察

唯一の家族である黒井との別れのシーン。天元との同化を笑顔で語る彼女でしたが、今生の別れは辛いものでしょう。


「嘘じゃ!! 嘘つきの顔じゃ!! 前髪も変じゃ!!」

呪詛師集団「Q」から救ってくれた五条・夏油のふたりに対し、警戒心を露わにするときのセリフ。

「嘘じゃ!! 嘘つきの顔じゃ!! 前髪も変じゃ!!」(天内理子)

(呪術廻戦 8巻 118p)

考察

これまで星漿体として大切に育てられた理子。自らの使命を理解し、その上で得体の知れないふたり(しかも前髪も変)に対して警戒している様子が伺えるセリフです。


「いいか 天元様は妾で 妾は天元様なのだ!!」

五条・夏油に、天元と同化することについて聞かれたときのセリフ。

「いいか 天元様は妾で 妾は天元様なのだ!!」(天内理子)

(呪術廻戦 8巻 119p)

考察

生贄であるにもかかわらず、理子は天元との同化を誇りに思っている様子。事故で昔から家族のいない彼女にとって、星漿体であることが彼女の支えだったのかもしれません。


「まだ お別れも言ってないのに…!?」

世話係の黒井が盤星教によって連れ去られた際のセリフ

「まだ お別れも言ってないのに…!?」(天内理子)

(呪術廻戦 8巻 174p)

考察

家族のいない理子にとって、子供のころから世話係についていた黒井は唯一の家族。天元との同化を受け入れているとはいえ、その家族である彼女との別れがこのような形になってしまうのは、受け入れがたかったのでしょう。


「キモッ!! キモなのじゃー!!」

黒井救出後、沖縄の海で五条になまこを見せられた時のセリフ

「キモッ!! キモなのじゃー!!」(天内理子)

(呪術廻戦 8巻 181p)

考察

度々登場する呪術廻戦特有のギャグ顔になった理子。箸が転んでもおかしい年頃の彼女のあどけなさを感じるコマです。 またセリフではありませんが、この沖縄での場面では、原作漫画186ページの水族館でのワンシーンを描いた見開きも印象的。理子を始め五条や夏油、黒井が共にいられる最後のひと時を心置きなく楽しむ様子が見られます。

現在の物語へと繋がる『呪術廻戦』過去編「懐玉・玉折」

今回紹介した天内理子は、『呪術廻戦』の過去編にのみ登場するキャラクターです。登場巻が8・9巻と少ないながらも、五条悟・夏油傑のその後の価値観を変えるほどのきっかけにもなる印象的なキャラクターですね。また、この過去編は呪術廻戦のその後のストーリーの布石となる要素も多く登場するため、是非一度見返してみてはいかがでしょうか?