オーバーウォッチ2にて12/6からシーズン8が始まりました。
シーズン8開始に伴い、新タンクヒーローマウガが実装!
1ヶ月前の先行体験ではプレイヤー達から「弱すぎる」との評価を受けていたマウガですが、どのような調整を受けたのか。
今回はマウガの概要とプロの評価、意外と面白い背景ストーリーを紹介します!
#オーバーウォッチ2 シーズン8「コール・オブ・ザ・ハント」が遂に開幕しました!🍖
— オーバーウォッチ (@jpPlayOverwatch) 2023年12月6日
💪新タンク・ヒーロー「マウガ」
👹新ビースト・ハンター・スキン
🏅ヒーロー・マスター新コース5種
⚖バランス調整など
新シーズン詳細はこちら👇 https://t.co/A3IgaTR0cF… pic.twitter.com/h1Iz9CI5TV
マウガの性能
ロール:タンク
ステータス:HP500 + アーマー150
アビリティ | 名 | 性能 |
---|---|---|
メイン射撃 | 焼夷チェーンガン | 繰り返し衝撃を与え、敵を炎上させるオートマチック武器 |
ヴォラタイル・チェーンガン | 炎上状態の敵にクリティカル・ダメージを与えるオートマチック武器 | |
アビリティ1 | オーバーラン | 前方に突進し、地面を踏みつけて敵を吹き飛ばす。突進中は移動を妨害されない |
アビリティ2 | カーディアック・オーバードライブ | 付近の味方が受けるダメージの量が低下する。敵にダメージを与えると、範囲内の味方のライフが回復する |
アルティメット | ケージ・ファイト | 自分と敵を閉じ込めるバリアを展開する。バリアの中にいる間は、弾薬を無限に使用できる |
パッシブ | バーサーカー | クリティカル・ダメージを与えると 一時的に追加ライフを得る |
声優は綿貫 竜之介さん!
マウガの日本語吹き替え担当声優は、呪術廻戦のオガミ婆の孫やブルーロックの伊右衛門送人などを演じた綿貫 竜之介さんです。
『オーバーウォッチ2』
— 綿貫 竜之介 (@Ryu182Jp) 2023年11月4日
シーズン8から登場する新タンクヒーロー
「マウガ」の吹替を担当いたしました🏝️
大笑いしながらチェーンガンを撃ちまくる凶暴っぷりがホントに素敵。パワー全開なマウガをよろしくお願いします🔥🔥
背中はまかせろ...今はな。#オーバーウォッチ2#overwatch2#OW2 https://t.co/PczWfyYnvC
マウガの調整点
11/4~11/6に行われた先行体験を元に、生存能力や火力を高める調整が施されました。
ステータス調整
HP650がHP500+アーマー150に
頭の当たり判定が15%減少
メイン射撃とサブ射撃
メイン射撃の連射時の拡散率を15%減少
メイン射撃を同時発射したときの連射速度倍率を25%から0%に減少 メイン射撃のダメージを4.5→5に増加
距離減衰の開始位置が25メートルから30メートルに延長
最大弾薬数が300発から350発に増加
メイン射撃の移動速度低下が20%から15%に減少
アビリティ1オーバーラン
ソンブラのハックで妨害されない仕様に変更
ダメージ軽減が30%から50%に増加
アビリティ2カーディアック・オーバードライブ
ライフ吸収量が60%から70%に増加
パッシブバーサーカー
追加ライフへの変換効率が40%から50%に増加
プロやストリーマーのマウガの評価は?
調整されたマウガは強いのでしょうか? 現段階でのプロやストリーマーの評価をご紹介します。
VARREL Nico「スクリムで試したけどガチ強い」
新パッチでスクリムしたけど、マウガガチで強い
— VARREL Nico (@nico_oq) 2023年12月8日
【動画はこちら】
新キャラ「マウガ」が登場!プロの評価と戦い方はいかに!?https://t.co/2jMhiscyye pic.twitter.com/smEaSAnWen
eスポーツチーム"VARREL"のオーバーウォッチ部門で活躍するNicoさん、マウガの評価は高いようです。
マウガを使った動画では「使ってる感触悪くないね。いい評価!」と締めくくっていました。
今回の目玉調整点である耐久力の上昇に対して、 「雑に突っ込んでもなんとかなる。CC(※)無効マジででかい」と評価しながらも 「HP管理がスゴい難しいキャラ。もう少し上手くHP管理できればもっとうまく使えそう。」とマウガを使う上での難点も示していました。
※CC=crowd controlの略でスタンや凍結、睡眠、ノックバック等敵の行動を何らかの形で阻害する能力
メイン射撃の調整で対面火力が上がった点に対して、 「マジでエイムキャラだねwトラッキングが上手ければいくらでもダメージ出せそう」「トラッキングが本当に大事」と相手をエイムで追う力であるトラッキングを重要性を述べていました。
元日本代表hoshimi「(対策しないと)止まらないかもしれない」
2019年のOverwatch World Cupの日本代表hoshimiさん。
動画内で「アナがいないと止まらないかもしれない」とマウガのポテンシャルを評価しているようです。 マウガはアナの阻害瓶やスリープを防ぐ手段が無く、特に阻害瓶を食らってしまうと回復ができずに瞬殺されてしまいます。
hoshimiさんは「キリコの鈴無理」とも述べていました。 キリコの鈴は無敵付与と状態異常解除の効果があるので、マウガのメイン射撃の炎上ダメージを防がれてしまいます。
マウガのアンチピックにはアナやキリコが台頭してくるかもしれませんね。
ストリーマーTQQ「火力がヤバい」
TQQさんは「ブッ壊れ強化のマウガ、流石に強すぎるwww」とタイトルで述べています。
強化された火力の高さについて 「火力がヤバい…w多分シグマも正面立ったらマウガの方が強いな」と評価。先行体験でマウガのアンチピックとして台頭していたシグマにも勝てるようになったと評価しているようです。
アビリティ1オーバーランについて 「カウンターSHIFTやろこれ。シグマの岩もウルトも走ってりゃなんの関係もない。」と、オーバーランをカウンターで使うべきだと評価。 「走るタイミングムズイ」と難点も述べていました。
マウガってどんなヒーロー?背景ストーリー
「暴漢」と言った見た目のマウガ。実はオーバーウォッチの短編小説『捨てられた過去』で名前と見た目だけはすでに登場していました。それもありプレイヤーからは実装を待ち望まれたキャラでもあります。そんなマウガの背景ストーリーを紹介します!
マウガのオリジンストーリー
筋骨隆々両手ガトリング漢のマウガ。 本名を「マウガロア・マロシ」というサモアの戦士です。 彼は元々環境保護団体の一員として、故郷の海や島を破壊する者たちと戦っていました。 その中で重症を追ったマウガ、緊急手術により人工心臓を与えられ、2つの心臓(アビリティ2・カーディアックオーバードライブ)を手にします。 マウガは戦場に戻ると2つの心臓により無類の強さを発揮。さらなる強さを求めてアップグレードと手術が繰り返されます。力を手に入れれば手に入れるほど、マウガは死と隣り合わせの生活を送るように。 そんな生活を送るうちに、毎日を人生最後の1日と捉えるようになり、その日その日を遊んで楽しもうという気持ちが芽生えます。
環境保護団体の活動が停止すると、マウガは新たな遊び場としてオーバーウォッチの敵対組織である「タロン」を選びます。 タロンのボス、ドゥームフィストに決闘を挑み、引き分けに終わります。これがきっかけになりマウガはタロンの一員に。
ここまでがマウガのオリジン・ストーリーです。 YouTubeではオリジンストーリーがアニメで紹介されているので是非ご覧ください。
バティストとの意外な関係性
マウガがタロンに入った後、当時タロンのメディックで、現オーバーウォッチ隊員の「バティスト」と出会います。2人は意気投合し「相棒」と呼び合う仲に。しかしある任務でタロンに失望したバティストが組織から失踪します。
数年後、マウガはタロンの任務でバティストの力が必要になり、ハイチで診療所をしていたバティストを脅し強制的に任務に参加させます。任務中は元相棒のバティストと抜群のチームワークを発揮。バティストもタロンの思想には反しつつも、マウガとの任務に懐かしさを覚えていたようです。任務遂行時に2人はオーバーウォッチのエージェントリストを手に入れます。タロンはそれを使ってオーバーウォッチのエージェントを排除しようと企てていました。まだオーバーウォッチに入っておらず、幼少期からオーバーウォッチに憧れを抱いていたバティストはリストを持って逃走。逃走を止めようとしたマウガと戦い、2人の相棒は袂を分かつことになります。
マウガとバティストの関係が語られる短編小説『捨てられた過去』無料で読めるのでぜひ読んでみて下さい!
短編アニメでは大暴れ!
マウガの短編アニメーション『今日は最高の気分だ』では、タロンの任務に臨むマウガ、ソンブラ、リーパーの3人のヒーローの様子を見ることができます。 隠密行動なのに船を爆破してしまうマウガの自由奔放さ。それに呆れるソンブラとリーパー。 マウガの人となりがよく分かるアニメなので気になった人は見てみてください!
まとめ
今回はオーバーウォッチ2のシーズン8で実装されたマウガについて紹介しました。 「弱すぎる」と言われた先行体験から1ヵ月、数々のアッパー調整を受けて実装されたマウガ。プロやストリーマーの評価も高いようですね。 マウガの登場が環境へどう影響するか楽しみです。