【NIKKE】キャラ解説&紹介 ソリン

11月4日にサービスが開始された『勝利の女神:NIKKE』リリース直後にgoogle playとapp storeでランキング1位を記録するなど、今話題のゲームであると言えるだろう。そしてこのゲームの特徴の一つとして、イラストが挙げられるだろう。『背中で魅せるガンガールRPG』とあるように、キム・ヒョンテ氏が手掛ける美麗で肉魅的イラストは、一見の価値アリと言える。今回は、そんなキャラクターの一人である「ソリン」の魅力や特徴を書いていこうと思う。

なぜソリンなのか

最初に美麗で肉魅的なイラストが一見の価値アリと書いたが、今回紹介するキャラクター「ソリン」は肉魅的とは遠い存在だろう。ならばなぜ、最初にソリンを紹介しようと考えたか。それは「このゲームの特徴はsiriイラストだけではない」とNIKKEをこれから始める人や既にプレイしている人に知ってほしいからである。youtubeのコメント欄を見てみるとやはりsiriゲーと揶揄するものも少なくない。それも間違いなくこのゲームの魅力といえよう。

故にこう思った「ではsiriに魅力がないキャラには価値がないのか?」無論答えは否。しかしこの考えはあまりに極端であることは筆者も理解している。筆者もyoutubeの動画広告で一番に目を惹かれたのもキャラクターのsiriだった。しかし、このゲームはsiri以外にも力を入れていることは明らか。筆者は本記事執筆時点では7-6程までストーリーを進められていないが、過去に企業別ニケ成長ランキングでは最高12位まで到達している。そんな筆者が断言できる。「このゲームはsiriだけじゃない」と。siriゲーと揶揄するにはあまりに早計であると。そう思い至り、本記事では筆者が最初に手に入れたSSRであり、信愛度レベルが一番最初に最大になったキャラクター「ソリン」を解説しようと思うに至った。もしこの記事を読んでいる方の中にラピやボリューム、プリパティの背中にしか興味をそそられない紳士たちにこそ本記事を読んでいただきたい。前振りだけでかなりの長文になってしまったが、どうか読んでほしい。

ソリンの性能解説

基本性能

武器種 SMG(サブマシンガン)

バーストスキル段階 Ⅲ

コード 鉄鋼

クラス 火力型

企業 エリシオン

部隊 インフィニティレール

最大ステータス

戦闘力 15,509(64人中25位)

HP 583,734(64人中22位)

攻撃力 25,554(64人中1位)

防御力 3,633(64人中35位)

通常攻撃性能

最大装弾数 120発

リロード時間 2秒

操作タイプ 通常型

対象に攻撃力の4.68%のダメージ

スキル詳細(レベル10の場合)

個人的な総評

防御面は中の下程なものの、攻撃力は全キャラ中トップという分かりやすい低耐久高火力のアタッカー。

スキルは記述を見ればわかるように「自身のHPが最大時の時」に真価を発揮するものが多い。体を出す時間が比較的多く、被ダメージが多くなりがちな武器種であるSMGにはどこかかみ合わないスキルと言えるだろう。スキル1もSMG自体が発射速度が速い武器種であることを加味すると、やはりかみ合わない部分が多い性能と言えるだろう。HPが最大時にしか真価を発揮できないバーストスキルⅢであることも考えれば、継続して最高火力を出す場合にソリン+回復キャラがマストになってしまい編成に制限がかかってしまう。

しかし、編成の性質上「長期戦で継続して高火力を叩き出せるポテンシャル」にもつながると筆者は考える。現環境では紅蓮やギロチンが高火力アタッカーとして挙げられるが、どちらもHPが50%以下から真価を発揮するソリンとは対照的な運用が求められる。

そしてHPを50%以下に維持するというのは意外に難しく、敵からの攻撃ひとつで事故にもつながる。いわば短期決戦向けといえよう。紅蓮、ギロチン共にスキルの性質上回復キャラの併用も躊躇われる。おまけに紅蓮に至ってはピルグリムという現状入手がかなり難しいニケである(確率0.08%)。

そういった面ではソリンはCBT時から大幅なナーフ(弱体化)をされており、あまりにも環境の向かい風が続いた場合アッパー(強化)も望める上、現状の性能でもソリン+回復キャラという分かりやすい編成が組めることは長所と言えよう。

いずれ敵の火力インフレが加速した時はギロチンや紅蓮の50%以下で発動が逆に難しくなる可能性がある以上、最大HPで最高火力が発揮できるソリンは、いずれ環境で刺さるポテンシャルを秘めていると考えられる。

ソリンの特徴・魅力

簡単な概要

インフィニティレール部隊で乗客を率いるちびっ子乗務員。 有能に見られたいからいつも大人になりたがっている。 いつも自信満々だが、隙の多い見栄っ張り。

二丁拳銃

ソリンは全キャラクター中クロウと並んで2人しかいない二丁拳銃で、リロード時は銃をクルクルさせながらマガジンをリリースし、ホルダーから装填済みの二丁を取り出すというエマージェンシーリロードの二丁拳銃版といったところか。はっきり言おう。「男の子で二丁拳銃に憧れない者はいない」。小さいころに長い木の棒を見つけた時のあの高揚感、修学旅行で木刀をかってしまうようなあの感覚を二丁拳銃はもたらしてくれる。

BLACKLAGOONのレヴィやHELLSINGアーカード、過去私たちに「かっけぇ」と思わせたキャラクターは多くいる。そして二丁拳銃が映えるポイントはその見た目だけではない。ガンプレイだ。これはMGS3のオセロットが代表例として挙げられるだろう。バイオハザード6のレオンも2丁でウィングシューター(ハンドガン)を使っている時のリロードで軽くだがガンプレイを見せてくれる。片手でやってもかっこいいガンプレイを両手でやったらそりゃかっこいいに決まっている。なぜガンプレイがかっこいいのか。ガンプレイはいわば「銃で行うお手玉」ともいえるだろう。お手玉という身近で遊びを「銃」という人を殺めてしまいかねない危険な物でさも自分の手足のように操る。これにあこがれを抱くのだろうと筆者は思う。故に筆者はソリンにロマンと憧れを抱いたのだ。

CV:水瀬いのり

もはや説明不要とも言える魅力。水瀬いのりさんはRe:ゼロから始める異世界生活のレムを筆頭に、ご注文はうさぎですか?のチノ、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかヘスティアと数多くの人気キャラクターに声を担当している。

本キャラクターのソリンも水瀬いのりさんが担当しており、「自信満々で、隙の多い見栄っ張り」というキャラクターを見事に演じている。ソリンの声は「これが最適解」と言ってもいいくらいのハマり役だろう。性格・容姿の部分でも触れるが、「白い髪で小さい子」という部分でごちうさのチノを想像させる一面もあるのが、水瀬いのりさんがもたらした魅力と言えるだろう。

性格と容姿

はっきり言ってここに一番私は心惹かれた。筆者はもともと艦これ・アズレンの翔鶴や、ダンガンロンパの霧切響子、FGO巴御前やモルガン、メリュジーヌ、アナスタシアなどの白い髪、もしくは銀色の髪のキャラクターを偏愛していると言っていいだろう。私にとって白髪・銀髪は一種の「美」として完成しており、ある種芸術ともいえる象徴だ。

そんな白髪と銀髪に偏愛を抱く筆者がNKKEのリセマラを始めたときは、ピルグリムスノーホワイトを狙っていた(入手0.08%)。そんな中ソリンと出会った。はじめは、「白髪キャラだ。やったー^^」とIQ3の感想を抱きながら、ソリンでNKKEを始めた。ストーリーを進めながらソリンを育成し、信愛度が最大になり、信愛度エピソードを読んでいくうちに、筆者は、ソリンは「白髪・銀髪キャラは落ち着いた性格・印象のあるキャラ」という筆者のイメージから外れている所に。

エピソードで魅せる子供っぽさ漂うポンコツっぷり(駅のホームにワックスではなく油を塗るetc)、バーストスキル使用時のアニメーションで魅せる自信満々のドヤ顔、二丁拳銃での馬賊撃ち(銃を水平にして撃つ事)、メッセージでは友達の事と偽り、甘いものが好きなのは子供っぽいか気にしている所。そして信愛度10で聞くことのできる「そんなに見てたら、私に惚れちゃうよ」と最後まで自信たっぷりな性格、放置ボイスでの「指揮官、どこに行ったの…独りぼっちにしないって約束したのに…」と指揮官に依存したかのようなボイス。そしておもちゃ屋でのエピソードでのリトルキャノンのニケたちからのいじられっぷりもソリンの魅力と言えよう。

まとめ

ソリンは性能面では環境に向かい風な所があるが、それを差し置いても余りある魅力が性格と容姿に詰まっている。さらに現環境において向かい風ということはいずれ強化される見込みもあり、将来有望である所も子供らしくてイイ(クソ暴論)。これを読んでNIKKEのキャラクターに性能やsiri以外の魅力を感じてくれるならこれ以上の喜びはない。NIKKEの銀髪には先述したスノーホワイト、カウンターズで誰でも入手できるネオンやA.C.P.U.所属のポリなどまだまだ筆者が手に入れていないキャラがいる。これが最初で最後になるかは分からないが、いずれこのキャラたちも手に入れ、このくらいの解説(怪文書)を書いていこう。

最後まで読んでくれたあなたに感謝です。