【EXVSXB】【クロブ】次回作の新システム! 〈R〉覚醒〈C〉覚醒、バーストクロスとは?

現在開発中の『機動戦士ガンダムエクストリームバーサス2 クロスブースト』。11/7と11/8のクローズドβテストに先立ち、新システムが多数発表された。その中でも注目のシステム、「エクストリームバースト」(通称覚醒)にフォーカスを当てて考察していこうと思う。私見アリで、最新情報も逐次更新していこうと思う。

E覚とL覚廃止!? 新覚醒、R覚とC覚とは?

現在稼働中の『機動戦士ガンダムエクストリームバーサス2』(以下エクバ2)では5つのバーストが存在する。中でも、エクバ2の前作、『マキシブーストON』にはなかったM覚醒(モビリティバースト)L覚醒(リンケージバースト)が印象的であった。機動力向上(M覚)、僚機支援(L覚)という新しいコンセプトで、稼働初期猛威を振るったものだった。度重なる調整を経て、マイルドな性能に落ち着いたのではないだろうか(?)また、バーストの活かし方が初心者には若干難しかった印象。一部例外はあれど、覚醒の吐き方で勝負が決まるといっても、過言ではない環境であった。

そこでバージョンアップに伴って出てきた、R覚醒(レイジングバースト)とC覚醒(カバーリングバースト)だ。現行のエクバ2にあったE覚醒(エクステンドバースト)とL覚醒(リンケージバースト)がなくなり、上記の2バーストが追加された。私自身がβテストに参加できなかったので、細かな使用感はまだわからないが、現段階で発表されているRとCの性能はハッキリ言ってえげつない。

R覚醒では、「ひるみにくくなる」とあり、格闘攻撃の発生時にSAが付くとある。格闘機体の振る格闘が、強制ダウン武装以外で迎撃できないのは圧倒的に強い。また、バースト発動中は被ダメージもカットできるので、格闘を当てきるまで敵を追い続ける狂戦士的な立ち回りが流行るに違いない。また、僚機との同時バースト、「バーストクロス」では攻撃ヒット時に、自機耐久を回復するというトンデモ効果が付くので、現段階の性能では猛威を振るうこと間違いなしだろう。

もう一つの新バースト、C覚醒はその名の通り、味方を支援(カバーリング)するバーストとなっている。現行プレイヤーに分かりやすく言うと、E覚醒とL覚醒の効果を足して二で割った、といったところか。半覚抜けによる自衛(E)と、味方のEXゲージを溜める(L)という、後衛機・低コストにはもってこいの効果だ。ただし注意したいこともあり、自機発動の際に防御補正(被ダメカット)がかからないということだ。E覚醒の半覚抜けのような使い方はできるが、そのあとの生存力はE覚醒ほどではないのではないだろうか。さらに言うと、味方EXゲージの回復に関して、この効果はL覚醒からの応用だと思うプレイヤーが多いと思われる。しかし、現段階で発表されている情報には、「僚機の武装残弾を回復する」とは記述されていないのだ。よってC覚醒はサポート寄りの性能とはいえ、EやLのような使い方ではバースト効果が活かしきれないのではと考える。

覚醒で一発逆転? 高い恩恵を受けられるバーストクロ

本作では新バーストとは別に、完全新規のシステム【バーストクロス】が開発中だ。効果としては、自機と僚機が同時にバーストを発動している間、選んだバーストの組み合わせによって、さらに強化が発揮される仕様だ。同バーストの重ね掛けができるかは不明だが、覚醒のタイミングが今まで以上にシビアになってくるのではないか。特にS覚醒の強化が顕著にみられ、クロスバーストの効果も強力であると伺える。射撃の相互キャンセルルート追加の効果は変わらず、発動中のキャンセル補正(キャンセルで出した攻撃の威力が下がる仕様)削除、チャージ速度上昇の復活など、射撃を主軸にした時の恩恵はもちろん、クロスバースト時の「すべての攻撃で攻撃したダウン状態になりにくくなる」という効果は凄まじい。敵がダウンしにくくなるということは、その分ダメージを稼ぎやすい。一度噛みついたら一気に敵耐久を削れるということだ。(手早くダウンが取れなくなるので当然リスクもある)加えてFバースト単体の能力に「格闘攻撃で相手がダウン状態になりにくくなる」という効果があるので、僚機S覚醒自機F覚醒の場合、自機格闘攻撃によるダウン値が大幅に下がる。よって1ダウン400ダメージも狙えるのではないかと考える。そのあたりはリリース後の研究によって、セオリーが決まっていくことだろう。正式リリース・アップデートなどで、どんどんブラッシュアップされていくとは思うが、「バーストクロス」が作品をさらに盛り上げることは間違いないだろう。

追記・更新

【21/06/05追記】

バーストクロスの追加効果は自分の覚醒に依存する(自分F・僚機Mの場合、攻撃ヒット時の効果は覚醒ゲージの上昇のみ/M覚醒のバーストクロス効果であるブースト回復は自機には適応されない)仕様でしたね。混乱を招く説明、申し訳ないです。

また、現在の環境を見る限り〈バーストクロス〉は狙って発動するほどのメリットは薄いようです。個々のタイミングで覚醒を発動するほうが戦局が安定しますし、バーストクロス時の効果がマイルドなのが主な理由かと。前作のL覚醒・M覚醒のように、R覚醒・C覚醒が大暴れしているわけでもなさそうなので、バースト/覚醒関連の調整はしばらくなさそうですね。

また注目のR覚醒。得られる恩恵が大きいのは、どうやら格闘機だけではないようです。βテスト開催当時の情報で推察してたのは「格闘攻撃にSA(スーパーアーマー)」が付く。でしたが、射撃行動にもSAが付くようです。よって、照射ビーム/ゲロビ持ちの機体(ヴァーチェやDXなど)とも相性がいいようです。FA‐ZZの特射の当て方と言えばわかりやすいでしょうか。まだ浸透しきってないだけに、いろいろな可能性が見出せそうです。とはいえSA中もダメージは受けるので、過信は禁物でしょう。

まとめ

今回ののβテストでも盛り上がりを見せている『エクストリームバーサスシリーズ』。これからもドンドン新情報がやってくると思うので目が離せません。 開発陣のバランスの取れた良調整に期待です。頑張れエクバ!!