【リゼロ】原作小説から『虚飾の魔女』パンドラと3期で登場する『色欲の大罪司教』カペラが繋がっている可能性を考察

リゼロ2期で恐ろしい強さを見せた『虚飾の魔女』パンドラですが、3期で放送されるであろう第5章水門都市プリステラでも彼女の名前が出てきます。また、第5章では『色欲の大罪司教』カペラが登場するのですが、「この2人、何かしら繋がりがあるのでは?」と思ったので、考察していきます。

注意:あくまでひとつの可能性として書いているので、外伝や短編集で明らかになっている要素が抜けている場合があります。

『虚飾の魔女』パンドラの権能と強さ

上品な話し方と可愛らしい見た目をしたパンドラですが、魔女教の中では「口に出すことすら許されない禁忌の存在」と言われ、原作でも詳細が明らかになっていません。

しかし、とんでもなくつ強い権能を持っている人物であるのは確かです。 その強さは、ジュースがどれだけ攻撃してもかすり傷すら付けられなかったレグルスを一瞬にして退場させてしまうほど。

パンドラの権能

パンドラの持つ権能は、「事象を好きに書き換える能力」です。

具体例としては、「コルニアス司教はここにいすはずがない。彼は自分の屋敷で妻に囲まれて過ごしている。」というと、レグルスは消えて、破壊された地面や木々も元通りになっていました。

つまり、どんな状況であっても自分が望んだものに実現できるチート能力です。

ですが、作者がこの権能にはルールがあると述べていたので何かしら弱点があるものと思われます。

『色欲の大罪司教』カペラ・エメラダ・ルグニカ

カペラは、第5章でスバルたちに立ちはだかる魔女教大罪司教の一人で容姿や名前など気になる点がいくつもあるのですが、彼女も謎の多い人物です。

カペラの権能

カペラの権能は、変異・変貌です。龍や虫などあらゆる姿に変貌でき、自分の姿だけでなく、他者の姿も変えられます。水門都市プリステラの制御塔を占拠していたカペラは、黒龍の姿をしていて、捕まっていた人々は人間ほどの大きさのハエに変貌させられていました。

また、攻撃を受けても元の姿に戻り、傷を塞ぐことができます。

書き換えるという点では、どこかパンドラの権能に似ていなくもない

パンドラとカペラの繋がり

『虚飾』と『色欲』それぞれ別の肩書であり、会っている描写はありませんが、実際にこの2人はどのような点から繋がっている可能性があると言えるのか。その理由を紹介していきます。

カペラが率いていた2人の屍兵

水門プリステラの制御塔にいたカペラは2人の屍兵を配置していました。その2人の正体は「先代剣聖 テレシア・ヴァン・アストレア」と「八つ腕のクルガン」でした。

テレシアとクルガンはすでに亡くなっていますが、この2人の死にはパンドラが関わっています。

テレシアは、白鯨との戦いで命を落としたとされていましたが、実はその戦場にはパンドラがいて、テレシアの命を奪ったのもパンドラでした。

クルガンは、城塞都市ガークラが滅んだ時に命を落としました。滅ぼしたのはレグルスですが、パンドラも同行していたそうです。

どちらの死にもパンドラが関わっているので、死体を持ち帰るなど、亡くなった2人に何かしらしたのでは?と考えられます。

屍兵というと、不死の秘蹟が関わってくると思います。不死の秘蹟はごく一部の人物しか扱えないようですが、使える人物がパンドラかカペラと繋がっているかもしれません。

カペラが元王族説

カペラは、50年以上前に亡くなった王族説があります。理由は容姿と性格、龍の血などがあがっています。

亡くなった王族は、嫌われていたため、葬式などをしておらず、死自体も隠されていました。

もし、亡くなった王族がカペラと同一人物であるとしたら、魔女教に連れていかれる、または魔女教になってしまい、行方がわからなくなってしまったため、亡くなったことにしたと考えられます。

また、パンドラならうまく事象改変して亡くなったことにできるのではないでしょうか。

まとめ

以上が、パンドラとカペラが繋がっている可能性についての考察でした。

正直、パンドラの権能がチートすぎて何でもかんでも権能で…となってしまいましたが、1つの可能性としてはあり得るのではないかと思います。