五条悟(呪術廻戦)名言・セリフまとめ! 最強の呪術師が活躍する名シーン14選【アニメ・漫画】

『呪術廻戦』において屈指の人気を誇る五条悟。主人公・虎杖が通う東京都立呪術高等専門学校で教師を務めています。また、作中に登場する呪術師の中で最強の存在として、彼の活躍に期待しているファンも多いのではないでしょうか。

今回は、そんな五条先生の名言を紹介! アニメ第2期で描かれる「懐玉(かいぎょく)・ 玉折(ぎょくせつ)」編まで、心に残るセリフをまとめています。

「大丈夫 僕最強だから」

両面宿儺の指を食べ、肉体を乗っ取られた虎杖。そこへ颯爽と現われた五条が放った名言。

「大丈夫 僕最強だから」(第2話・五条悟)

考察

初登場で絶大なインパクトを残したこのセリフは、“最強”というキャラクターの核を象徴するもの。漏瑚との戦いでそれが一部の隙もない真実であることを証明し、五条悟の人気は不動のものとなっていきます。

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「若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ。何人たりともね」

死の淵から復活した虎杖を復学させる理由を聴かれたときのセリフ。 また、乙骨を処刑しようとする上層部をけん制した後につぶやいた言葉でもある。

「若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ。何人たりともね」(0巻第2話、第11話・五条悟)

考察

五条はこの言葉を作中で2回言っており、心からそう思っていることが伺えます。呪術界の上層部に対する嫌悪感もありつつ、先生として、呪術師の先達として、教え子の成長を見守るやさしさが垣間見えました。

「死ぬときは独りだよ」

「起首雷同編」で初めて領域展開を発動した伏黒恵。そのきっかけとなったのはかつて五条に言われたこのセリフ。

「死ぬときは独りだよ」(第58話・五条悟)

考察

呪術師を個人競技と語る五条は、伏黒に己と向き合うことを促します。自身と対峙し、乗り越えることで強くなれる。最強が語る呪術の原則は、異様なほどの説得力で私たちの胸に迫ってきます。

「僕の親友だよ。たった一人のね」

五条が夏油との関係性を乙骨に語ったときのセリフ。

「僕の親友だよ。たった一人のね」(0巻第4話・五条悟)

考察

信念の違いから袂を分かった五条と夏油。しかしそれ以後も、彼らは互いに友情を感じているようです。0巻で夏油にかけた最後の言葉は未だ明かされていませんが、恐らくこのセリフに近いことを言ったのではないでしょうか。

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「歌姫 泣いてる?」

「懐玉・玉折」編の冒頭で結界に覆われた屋敷を丸ごと破壊し、歌姫らを救出した際のセリフ。

「歌姫 泣いてる?」(第65話・五条悟)

考察

学生時代から変わらない歌姫との関係性が伺えます。一方で、コマと併せると、現在の五条とは若干異なる若さゆえの無軌道な雰囲気も感じられます。

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「俺 正論嫌いなんだよね」

「呪術は非術師を守るためにある」という夏油の言葉に対する五条の返答。

「俺 正論嫌いなんだよね」(第65話・五条悟)

考察

この場面で夏油が語る英雄的思想を真っ向から否定する五条。彼の若かりし頃の考え方を明示するとともに、作品の根底に流れる現代的な価値観が強く出ている場面です。

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「まぁ大丈夫でしょ 俺達最強だし」

星漿体護衛任務について、夏油と話し合っている際に放った名言。

「俺達最強だし」(第66話・五条悟)

考察

「大丈夫、僕最強だから」を思わせますが、この時は夏油を含めた"俺達"と発言しています。最強ゆえに孤高である五条。しかし、夏油と過ごした3年だけはそれを感じずにいられたかもしれません。

「あ゛ー?そうか?そうだなそーかもなあ!!」

呪力の核心を掴み、覚醒を果たした五条。その副次的な影響なのか、普段の姿からは考えられないほど、ハイテンションな姿を見せました。

「あ゛ー?そうか?そうだなそーかもなあ!!」(第74話・五条悟)

考察

「懐玉・玉折」編で最もクレイジーな人物は甚爾でしたが、このセリフを言った覚醒後の五条はそれを上回っています。いかに頭のネジを外せるか、この一点が『呪術廻戦』における勝敗を分ける気がしています。

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天上天下唯我独尊」

高揚する気分のままに甚爾との再戦に臨んだ五条が呟いたセリフ。

天上天下唯我独尊」(第75話・五条悟)

考察

元々は仏教用語なのですが、明らかに本来の意味とは異なる使い方に思えます。五条が感じていた万能感を表すのに的確な言葉だったということでしょうか。

「強くなってよ。僕に置いていかれないくらい」

幼い伏黒恵を引き取ることが決まったとき、五条がかけた言葉で「懐玉・玉折」を締めくくるセリフ。

「強くなってよ。僕に置いていかれないくらい」(第79話・五条悟)

考察

夏油と道を違えた五条は、自分1人では救いきれない存在がいることを知ります。ここで五条は人を育てる教師になる決意を固めたのでしょう。恵にかけた言葉は、五条が”先生”になる一歩目。一人称が俺から僕に変化し、「強く聡い者」たちを育てる道に進むのです。

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「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに、驚いたって言ってんだよ」

五条悟と特級呪霊たちの全面対決により幕を開けた「渋谷事変」。彼らが仕掛ける作戦に対して、五条悟が放った一言。

「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに、驚いたって言ってんだよ」(第84話・五条悟)

考察

呪霊たちは、一般人を巻き込むことで五条悟の動揺を誘えると少なからず思っていたのかもしれません。しかし、最強たる五条から放たれたのは一縷の希望すら打ち砕く残酷な死刑宣告。直後に漏瑚が見せる怯えたような表情と併せて、主人公側のキャラクターからも酷薄な発言が飛び出す『呪術廻戦』らしいシーンです。

「俺の魂がそれを否定してんだよ」

自らの手で引導を渡したはずの親友・夏油の姿をした男が目の前に現れた際のセリフ。

「俺の魂がそれを否定してんだよ」(第90話・五条悟)

考察

このセリフを叫んでいる五条は、これまで以上に感情的です。一人称も"俺"に戻っており、夏油とともに過ごした青春時代を想起させます。

「いつまでいい様にされてんだ 傑」

封印される寸前、夏油の肉体に向けて五条が行った呼びかけ。

「いつまでいい様にされてんだ 傑」(第91話・五条悟)

考察

夏油傑は既に死亡しているため、本来この呼びかけが意味を持つことはないはず。しかし驚くべきことに、夏油の肉体は反応を見せ、自らの首を締め上げるのです。ふたりの友情を感じられるのはもちろん、五条のそうなることが分かっていたかのような表情も印象的です。

「......ま、なんとかなるか。期待してるよ皆」

封印された五条が獄門疆(ごくもんきょう)の内部で発したひとりごと

「......ま、なんとかなるか。期待してるよ皆」(第91話・五条悟)

考察

封印されたことに対して「色々とヤバイよなぁ」とこぼしつつも、五条にはまだ余裕があるように見えます。それはこのセリフが登場したコマに描かれている虎杖、伏黒、釘崎をはじめとした教え子たちが、絶望的な状況を打開してくれると信じているからです。