【ジャック・オ・蘭たん】おすすめ実況まとめ一覧 ~最古参ゲーム実況者の軌跡~

実況者グループナポリの男たち”のメンバーであり、いちゲーム実況者”ジャック・オ・蘭たん”(以下、蘭たん)。

ニコニコ動画からじわじわと人気が出て、今ではYouTube含め、いろいろな動画配信サイトのメインジャンルであるゲーム実況だが、なんとこの蘭たんという男……。

実況プレイ動画を始めて12年続けている男なのだ。(2020年7月28日で13周年に突入)

実況スタイルは、淡々と進めつつ時折見せる冷静なツッコミと熱いキャラクター弄りが特徴。たまに見せるハイテンションな様子は暴走機関車のようにゲームが進んでいく。様々な動画にも共通して言えることだが、原作付き作品でも知らないなりにゲームの内面をしっかりと楽しんでプレイしていることが多く、初見の視聴者からの評価が高い。ゲームタイトルに惹かれ蘭たんを知る視聴者は少なくもない。

現在は、前からシリーズ作品を投稿していたKINGDOM HEARTS IIIの実況動画の投稿を開始。家庭用で出たシリーズ作品をほぼすべてを実況しているほど熱を入れている。(一部は動画内で解説)

蘭たん自身が重度のディズニー大好きおじさんなので、ゲームに隠された小ネタの解説っぷりも、ディズニーファンならではのマンパワーを存分に発揮している。

そこで、今回は最近動画を知った視聴者のために、筆者が選んだおすすめの動画一覧を紹介したい。

年代によって実況スタイルも変わりつつあるので、好みの動画から見ていこう。

蘭たん関係の動画アカウント

主な活動はニコニコ動画がメイン。最近はYouTubeのアカウントを作成。

昔上げた動画のアーカイブが投稿されているが、ここでしか見れない動画もアップされている。

www.nicovideo.jp

www.youtube.com

2016年には、ニコニコ動画にてゲーム実況者のすぎるhacchishu3と共に、ゲーム実況者グループ”ナポリの男たち”を結成。

ニコニコ動画のチャンネルで活動していたが、YouTubeにもチャンネルを開設。後者のアカウントには、個人アカウントを作るまでに行われていた蘭たんの個人生放送のアーカイブもあるので要チェックだ。

ch.nicovideo.jp

www.youtube.com

ちなみに、昔は失踪期間があったので名前が少し違う。『閣下』『壇ノ浦くん』蘭たんの同一アカウントである

蘭たんの起源。『ゼルダの実況 風のタクト

初めて投稿した動画はこちらゼルダの伝説風のタクト 実況風プレイ』。(※ミラー)

また本人が動画を削除しているため、下記を含め初期の動画は有志によるミラー動画がアップされている。

蘭たんおすすめ実況集まとめ

ノンストップの暴走機関車どうぶつの森e+

投稿日:2008年12月17日

タイトル:どうぶつの森 ほのぼの実況プレイ

パート数:単発

どうぶつの森e+』の単発動画であり、ゲームの冒頭を実況したもの。見どころは最初からクライマックスすぎる言葉の嵐。

突然キレ散らかしたり泣き始めたりと、情緒不安定な状態で実況は進んでいく。その暴れっぷりを見た後は「他の動画だと蘭たん大人しいな……」と錯覚するほど。

シリーズ物ではないのでサクッと視聴できるのでおすすめの1本である。

エンジニアのおっさんによる孤独な戦い『Dead Space

投稿日:2010年02月02日

タイトル:エイリアンvs三枚目 part1

パート数:43

ジャンルはサバイバルホラーTPS。グロテスクな描写(四肢欠損)により日本では発売されていないゲームソフト『Dead Space』の実況動画。

修理のために宇宙船を訪れたアイザック。しかし船内には無数のエイリアンたちが彷徨う地獄絵図と化していた……。果たして彼は無事に船内から脱出できるのか?

実際にプレイすると分かりやすいのだが、敵モンスターが色んなところから登場するので、ホラーが苦手な蘭たんのビビり具合が楽しめる。とはいっても後半からだんだん慣れてくるのだが。

ソフトはもちろん海外版なので、台詞やボイス全てが英語になっているが、ゲーム内の描写と解説コメントで何となく雰囲気は掴めるだろう。

実はこの作品。後々に『Dead Space2』も実況しているので気に入った人は見てほしい。

↑『エイリアンとめぐり遭い宇宙』シリーズ。全37パート

アイザックへのハゲ弄りや、ドシリアスな展開を茶化しつつもゲームを楽しんでいる。ストーリーは1の地続きであり、アイザックとエイリアン連中ことネクロモーフの闘いが再び描かれる。前作との違いは無口だった主人公がかなり喋るように。ちなみに「大都会オナニー」の元ネタはこの動画から。

巨大ロボットで悪の組織の野望を打ち砕け!『鉄人28号

投稿日:2013年10月27日

タイトル:少年とロボのドタバタ器物損壊コメディ 【実況 鉄人28号】 1話

パート数:10

ロボット物の名作漫画がPS2にて蘇った『鉄人28号』。エリート少年「正太郎くん」を操作して、相方の「鉄人28号」と共に巨悪と戦うストーリー。

開発は地球防衛軍』シリーズでおなじみのサンドロット。敵ロボとの激しい戦闘により街の色んなところがガレキの山と化す。蘭たんも困惑しているが細かいところはよし!気にしないでおこう!

パート数が少ないながらも、その豪快なゲーム性で面白さをしっかりとカバーしており、蘭たんも正太郎くんに迫る新幹線に「テリーーーーーーマーーーン!」と叫んだりとっさのツッコミが光る光る。

「こないでパンチ」「逆ドグドリオ」といった、何でもありな殴り合いから生み出される迷必殺も魅力のひとつだ。

投稿初期はジワ伸びで徐々にだんだん評価されていった隠れた名作。

内容のヤバさならトップクラス『ロックマン』シリーズ(3~6)

投稿日:2010年06月12日(ロックマン3)

タイトル:フットボールアワーのボケのほう3 part1(ロックマン3)

パート数:6

有名なアクションゲーム『ロックマン3』を実況。間に別の実況を挟んでいるが、FCロックマンは3から順に6まで実況している。どれもラスボスまで行かず、8ボスを全員倒すと一区切りなのでパート数は少ない。

なお、動画のハイテンションっぷりはどうぶつの森e+と同等、またはそれすらも超える。動画中の言葉を借りると「SWATが乗り込んできたのかな?」と言わんばかり。

コメントでたまに見る「村岡!」は『ロックマン4 』のトードマンステージの道中で行っていた台詞が元ネタ。

突如出てくるモノマネ率は今までの動画の中でもトップクラス。『ロックマン6』ウインドマンステージボス戦での、ベジータとセルのモノマネはいろんな意味で秀逸なので筆者としてはぜひ見てほしい!

カオス度はシリーズを重ねるごとにひどくなっていくので、とりあえずは3から順にみてほしい。個人的には最終作の6がオススメ。

徹頭徹尾下ネタが光る『HEAVY RAIN

投稿日:2010年07月27日

タイトル:【アテレコ】 下ネタがヘビーレイン 1章

パート数:9

動画自体はストーリーの途中で終了。この動画は実況というより、本編を180度変えた嘘台本によるアフレコで物語が進む。ちなみに最近話題になっていたADVゲーム『デトロイトビカムヒューマン』と同じ制作会社である。

ゲーム自体は「折り紙殺人鬼」と呼ばれる連続殺人犯に、4人の主人公が巻き込まれていく群像劇のはずだったが……。こちらは蘭たんの手によって全編下ネタで進んでいく。

プレイ済の視聴者もオイオイオイと言わんばかりの改変っぷりはぜひ見てほしい。ゲームを知らなくても「ここそんなこと言えるシーンじゃないよ!」と何となくは察することができるので安心を。

動画内ではギャグになっているが、実際のゲームでは主人公のイーサン(ヒゲ面のパパ)の境遇がシャレにならないほど重い。

序盤のストーリーでは「長男は事故死。妻とは別居状態。残された次男とはどことなくすれ違いの日々が続き、挙句の果てに連続殺人犯に誘拐される」といったあまりにも可哀そうな出来事が続く。動画を見てからゲームをプレイすると面食らうかもしれない。

キムタクがあんなことやこんなことを『JUDGE EYES:死神の遺言』

投稿日:2019年06月24日

タイトル:【実況】JUDGE EYES:死神の遺言 実況風プレイ part1

パート数:36

キムタクこと木村拓哉が主人公を務めたアクションアドベンチャー『JUDGE EYES:死神の遺言』を実況。なお、公式の実況制限に基づき8章までのプレイとなっている。

主人公の探偵・八神は、神室街で起きた奇妙な殺人事件を調査していくうちに、街の中で繰り広げられる巨大な陰謀に巻き込まれていく……。

プレイヤーの想像を裏切る二転三転する展開や、幾度なく立ちはだかる絶望的な状況。政治家や極道組織が絡む陰謀に、探偵という立場からどうやって真実を追求するのか? 八神は立ち向かうことになる。

このゲーム、メインストーリーは熱い探偵ドラマだが、制作元が『龍が如く』チームなのもあって寄り道部分はユニークな要素がいっぱい。

爆弾処理で街中を走り回ったり、突如現れる変態三銃士との対決や、管理人の試作料理に付き合うなど、サイドクエストでは「なんかキムタクが◯◯やってるだけでも面白いな...」と思える場面がチラホラ。おバカ要素もしっかりとツッコむ蘭たんも必見だ。