高校野球アニメ『ダイヤのA』『MIX』『おおきく振りかぶって』のおすすめポイントを紹介!

これまで多くの野球を題材にしたアニメ、いわゆる「野球アニメ」が放送されてきました。有名なのでいうと、『MAJOR』やあだち充先生の『タッチ』などが野球アニメを見ない人でも聞いたことがあったり、見たことのある作品ではないでしょうか。

ですが、ほかにも『ダイヤのA』や『おおきく振りかぶって』などの王道系野球アニメ。『グラゼニ』という違う観点からのプロ野球アニメ、あだち充先生の『MIX』、『クロスゲーム』といったあだち充先生の世界観が浸透している作品などもあります。また、近年野球は男だけのスポーツだけではなく、女子野球が発達してきています。そんな女子野球を題材にしたアニメ『八月のシンデレラナイン』も放送されています。

そこで、今回は「高校野球アニメ」の『ダイヤのA』『MIX』『おおきく振りかぶって』をピックアップし、紹介していこうと思います。

放送中のおすすめ野球アニメ

ダイヤのA actII』

ダイヤのA』は、主人公となるのは中学最後の試合でサヨナラ負けを喫した野球部ピッチャー「沢村栄純」。そんな彼が野球名門校に進学後、甲子園出場を目指して奮闘し、エースピッチャーを目指し成長していく姿を描く高校野球作品です。

現在放送中の『ダイヤのA actII』では、沢村栄純が2年生となり、ついに春のセンバツ甲子園のデビューを果たすところから物語が進んでいきます。

放送スケジュール


テレビ東京系列:2019年4月2日(火)より毎週火曜17:55~ 放送中
AT-X:2019年4月2日(火)より毎週火曜22:00~放送中
BSテレ東:2019年4月4日より放送中

キャスト


沢村栄純:逢坂良太
降谷暁:島﨑信長
御幸一也:櫻井孝宏
奥村光舟:内田雄馬
倉持洋一:浅沼晋太郎
小湊春市花江夏樹
結城将司:武内駿輔
瀬戸拓馬:山下大輝
由井薫:村瀬歩
浅田浩文:畠中祐
本郷正宗:小野大輔
円城蓮司:諏訪部順一
吉川春乃:佐倉綾音

おすすめポイント


現在連載中の野球漫画では1番熱い‼


現在も「週刊少年マガジン」にて連載中の『ダイヤのA』。第1部は全47巻、現在連載中の第2部は17巻まで発売されている人気作です。


ダイヤのA』は試合シーンが熱いのはもちろんのこと、舞台が名門野球部ということもありベンチ入りメンバーを目指す選手たちや監督の人間模様も熱いんです。


また、『ダイヤのA』には多くの印象に残る言葉があり、見ていて心に響くものがあります。

キャラクターが成長途中で個性的
  • この作品に出てくるキャラクターたちは、よく漫画やアニメにでてくる「超人」ではないのです。 みんなが、なにかしらの欠点をもっていたりするのです。例えば、主人公の沢村は野球漫画やアニメの定番ともいえる「剛速球」は投げれません。しかし、自身の武器といえる柔軟な身体を生かし「動く速球」や「球のノビやキレ」を武器にエースを目指しています。そして、作中に出てくる同じ学校でライバルの降谷暁は沢村と違って「剛速球」を武器にしています。だけど、「スタミナ」や「コントロール」がないため、なかなかうまくいかなかったりします。
熱いストーリーと綺麗な作画

* 『ダイヤのA』のストーリーは、とてもリアリティがあって、高校球児だけでなくプロ野球選手にも人気の作品です。一人ひとりが苦悩している姿や努力し、甲子園を目指す物語は心を熱くさせてくれます。そんな熱くしてくれる物語を彩る作画はとてもきれいで細かいところまでしっかりと描いているため、見ごたえがあります。

『MIX』

舞台は不朽の名作『タッチ』から約30年後の明青学園。すっかり低迷した明青学園の野球部に入部した、同い年の義兄弟である立花投馬・走一郎たちが、上杉達也らを擁して以来の甲子園出場を目指していく作品です。

放送スケジュール

2019年4月6日(土)より読売テレビ日本テレビ系にて毎週土曜17:30~放送中

キャスト


立花投馬:梶裕貴
立花走一郎:内田雄馬
立花音美:内田真礼
大山春夏:花澤香菜
立花英介:高木渉
立花真弓:井上喜久子
西村勇:中尾隆聖
ナレーション:日髙のり子

おすすめポイント


『MIX』の注目すべき点は2つのポイントがあります。


1つ目は「恋愛模様」。あだち充先生といえばキャラクター達の複雑な恋愛模様が見どころの一つと言えます。野球という題材を使用しながら、作中に登場するキャラクター達が思う心理、心の揺れ動きを丁寧に描くのは、見る人読む人を魅了すると思います。立花兄弟、音美をはじめとしたキャラクター達がどのように恋愛していくのかを見ても面白いのではないでしょうか。


2つ目は「野球」。『MIX』は、迫力のある野球を描いているとは言えませんが、なんといっても立花兄弟が甲子園に出場できるのかが大きなポイントではないでしょうか。そこまでに描かれるライバルたちとの関係などがどのように変化し、どのような結末があるのかが見どころの一つだと思います。

懐かしい作画であり原作ファンは必見

* 原作の画とアニメの画が遜色がないため、あだち充作品のファンは見ていて「懐かしさ」を感じるのではないでしょうか。現在放送しているアニメの絵ではないが、そこがまた良くて、どこか新鮮味すらあるため見たことがない人も楽しめる作品です。またナレーションにタッチの浅倉南を演じられた日高のり子さんを起用している点もあり、『タッチ』を見ていた世代の人を喜ばせる気配りなどもあり良かったです。

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おおきく振りかぶって

中学時代、祖父の経営する群馬県三星学園野球部でエース投手だったが、チームメイトからは「『ヒイキ』でエースをやらせてもらっている」と疎まれ続け、極端に自虐的な暗い性格になってしまう三橋。 彼が進学した西浦高校は、発足したての野球部があり、部員は新入生ばかり10人。しかも監督は、若い女性という部活だった。

キャスト


三橋廉:代永 翼
阿部隆也中村悠一
花井梓谷山紀章
田島悠一郎:下野 紘
沖一利:佐藤雄大
栄口勇人:鈴木千尋
巣山尚治:保村 真
水谷文貴:角 研一郎
泉 孝介:福山 潤
西広辰太郎:木村良平
百枝まりあ早水リサ
志賀剛司:室園丈裕
篠岡千代福圓美里
浜田良郎:私市 淳

おすすめポイント


おおきく振りかぶって』は、リアルな高校野球、高校球児を描いています。


一人ひとりの考え、上手くいかない人間関係、強豪校に勝つためにはどうすればいいのかなど、細かく描いているのがこの作品の特徴であり、見所です。


原作では野球のルールなども細かく説明していますし、アニメのみならず野球作品にこれから触れる人にはおすすめの作品です。

主人公は三橋だけじゃなく、西浦野球部


物語は、エース投手である三橋を中心に描かれます。


しかし、同じチームに所属しているメンバーの一人ひとり細かい心理描写も描いています。


高校球児が考えるようなリアルな葛藤、悩みなどは他では見ることのできない作品です。