『ちいかわ』(なんか小さくてかわいいやつ)はナガノさんがTwitter上で不定期に投稿しているキャラクターだ。
くらしたい pic.twitter.com/VV02gAJCJr
— ちいかわアニメ金曜 (@ngnchiikawa) January 19, 2020
そんな『ちいかわ』がアニメ化され、『めざましテレビ』内にて放映された。
独特な間の取り方、世界観、キャラクターたちの動きなど、原作の雰囲気をそのままにアニメーションへ落とし込んだ作品となっている。
『ちいかわ』最大の魅力は、かわいいキャラクターがかわいい世界で時折理不尽な目に合うギャップだ。かわいそうな部分がかわいい、といっても過言ではない。
アニメ第1話ではゆる~くパンケーキを食べていたキャラクターも、実は労働社会に生きており、お金のために「草むしり」や「討伐」を行っている。時には人間の業を表現したような化け物に遭遇し、時には親友と一緒に受けた試験で自分だけ受からなかったという現実に直面する。
— ちいかわアニメ金曜 (@ngnchiikawa) October 25, 2020
たまに「これはキャラクターがかわいいだけで、やっていることは業の深い人間と同じではないのか」と思うときもあるが、やっぱりキャラクターがかわいいので「ゆるふわ」と捉えてしまう。
よく笑い、よく泣き、小さくて可哀そうでかわいい『ちいかわ』。このキャラクターの絶望と恐怖に満ちた「ア……」というセリフに、ハマってしまうこと間違いなしだ。