【イジンデン】環境デッキ解説!徴募コントロール・行基ターボってどんなデッキ?

 歴史上の偉人がコンセプトのカードゲーム『イジンデン』。今回はそんなイジンデンの大会環境で使われているデッキをいくつかピックアップして紹介します!

徴募コントロール

キーカード

ピョートル大帝
イジン・青・5コスト・4000
ダブルプレッシャー
「航海」を持つイジンが自分の戦場にいる間「パワー+3000」を得る。
徴募 - この能力は墓地でも発動する。自分のエンドフェイズが開始したとき、このターンにアタッカーが破壊されているなら、自分の手札か自分の墓地のレベル5以下のイジン1体を指定して発動できる。そのイジンを戦場に置く。

曹操
イジン・黄・4コスト・3000
自分の戦場の青のイジンがアタッカーになったとき、アタッカー1体を指定して発動できる。指定したアタッカーを破壊して、1ドローする。

 そのターンに自分のイジンが破壊されていたら効果が発動する“徴募”や、相手の手札を破壊するイジンを駆使してコントロールしていくデッキです。第二弾で登場した《ピョートル大帝》は、徴募によりレベル5以下のイジンを手札か墓地から踏み倒すという強力な効果を持っています。さらに、《曹操》を場に出しておけば能動的に自分のイジンを破壊できるので、徴募の発動も容易です。毎ターン《メアリー1世》の効果を使い回して相手の手札を狩り尽くしたあとは《円形闘技場》で〆。攻守ともに隙のないまさに最強格のデッキです。

ルソービート(徴募ビート)

キーカード

ジャン=ジャック・ルソー イジン・青・3コスト・1000 「特性:思想」 戦場に置かれたとき、自分の手札1枚を墓地に置いて、戦場で最も高いパワーを持つイジン1体を破壊する。 遺業能力:1ドローする。

 先ほど紹介した徴募コントロールを、よりビートダウン※に寄せたデッキ。7月に行われた大規模大会“最強ダイバー決定戦”の優勝デッキでもあります。《ジャン=ジャック・ルソー》は強力な除去効果を持つ代わりに手札の消費が激しいという弱点がありました。しかし、墓地からでも発動する“徴募”持ちのイジンを捨てることでそのデメリットを解消しているのがこのデッキです。ビートダウンでありながら相手によってはコントロール気味に立ち回れるのも強力なポイント。
※ビートダウン:ガンガン相手を攻めていくデッキ。

円形闘技場コロッセオ

キーカード

円形闘技場
ハイケイ・青・5コスト
自分のターンの間、自分の戦場のガーディアンは「即応」を持つパワー3000のイジンでもある。
(戦場に置かれたターンでもアタッカーになれる)
チンギス・ハン
イジン/青/5/4000
ダブルプレッシャー(2体以上からでなければブロックされない)
戦場に置かれたとき、魔力ゾーンの裏のカードすべてをガーディアンにして戦場に置く。

 イジンデン最初期から最強のフィニッシャーの座を恣にしている《円形闘技場》。ハイケイなのでイジン召喚権を消費せず、イジン化したガーディアンもスタッツ4000という異常な高さ。ただし、3弾で登場した新能力スタンドや《タイムディレイション》により、以前よりはジャスキルを狙うタイミングが難しくなりました。

行基ターボ(緑黄執筆)

キーカード

行基
イジン・緑・7コスト・3000
戦場に置かれたとき、イジン召喚権+1して、自分の戦場のハイケイ1つにつき1ドローする。
これが戦場にいる間、自分の戦場のハイケイは破壊されない。
遺業能力:(戦場から墓地に置かれたときに発動できる)1ドローする。
ハリエット・ビーチャー・ストウ
イジン・緑・2コスト・1000
執筆 - この能力は、このターンにバトルしているなら発動しない。ハイケイが戦場に置かれたときに発動できる。ターンプレイヤーは1ドローして、このターンの間、バトルできない。
遺業能力:1ドローする。
巨大古墳
ハイケイ・緑・2コスト
自分のスタートフェイズが終了したとき、マリョク配置権+1する。
遺業能力:(戦場から墓地に置かれたときに発動できる)魔力化

 《ハリエット・ビーチャー・ストウ》と《巨大古墳》で手札とマリョクを伸ばしまくり、《行基》でさらなるドローと大量展開を行うデッキです。リソースを伸ばしきったあとは《清少納言》と《ジェーン・オースティン》でロックをかけたり、《エイブラハム・リンカン》でワンショットしたりして勝ちます。最近ではデッキ名にもなっている行基が抜ける構築も出てきています。ドロシー抜きドロシーウィッチみたいですね。

帝都勝海舟

キーカード

勝海舟
イジン・紫・3コスト・2000
ウォッチャー
相手のターンのブロックステップが開始したとき、自分の戦場の「志願」イジンかガーディアン1体を指定して発動できる。そのイジンかガーディアンと、これを破壊する。その後(発動を待っている能力がなくなってから)バトルを中断する。相手は残りのフェイズを行わずにターンを終了する。
遺業能力:魔力化
永遠の帝都
ハイケイ・青・4コスト
これが戦場にある間、自分の戦場のガーディアンと『ブロック+』能力を持つイジンは「能力によって破壊されない」を得る。
これが戦場にある間、自分の戦場のレベル3以下のイジンは「ブロック+1000」を得る。

 自らとガーディアンを破壊して相手の攻撃を中断させる《勝海舟》と、破壊耐性を付与する《永遠の帝都》を組み合わせることで無限に相手の攻撃を止め続けるデッキ。バウンスやハイケイ破壊がなければ即詰みに持っていける恐ろしいスペックを持ちます。仮に対策札を相手が積んでいたとしても、ある程度時間を稼げれば勝負はこちらのもの。

マリー・アントワネット(バレットマリー)

キーカード

マリー・アントワネット
イジン・青・6コスト・4000
破壊されたとき、戦場のガーディアンすべてを寝かせる。
遺業能力:(戦場から墓地に置かれたときに発動できる)魔力化
曹丕
イジン・黄・5コスト・4000
これが戦場にいる間、戦場の黄のイジンは「寝たとき、パワー4000以下のイジン1体を破壊する」を得る。
執筆 - ハイケイが戦場に置かれたときに発動する。戦場のイジンすべては、このターンに限り「色:黄」を得る。

 破壊時にガーディアンをすべて寝かせるという強烈な効果を持った《マリー・アントワネット》を使ったコンボデッキ。自分のガーディアンも寝てしまうためそのターンに勝負を決めなくてはならず、青お得意の《円形闘技場》も使えないという癖のあるカードですがその分効果は強力。自発的にマリーを破壊するカードのチョイスにプレイヤーの好みが出るデッキです。

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