ジョジョ4部のあらすじまとめ!『ダイヤモンドは砕けない』の世界観とその魅力に迫る

 2023年1月に『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』第3期が放送されています。著者・荒木飛呂彦氏によって描かれている『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの最新アニメとして、注目されている本作は、Netflixで独占配信を開始しました。  2023年を迎えた今、TOKYO MXやBS11、アニマックス、ABEMAなどにて絶賛配信中。第4部『ダイヤモンドは砕けない』では、1999年の日本を舞台に、杜王町(もりおうちょう)という限定空間で展開するサスペンス。ある日、杜王町を訪れた空条承太郎から、仗助がジョセフの隠し子である事、仗助と町に危機が迫っていることを告げられます。やがて二人はこの町にスタンド使いが増えている理由、その裏に潜む危険な敵の存在を知ることになります。

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スピンオフで有名な岸辺露伴など、個性豊かなキャラクターやスタンド能力が多数登場し、エピソードごとに楽しめる構成が、第4部の特徴です!

第4部『ダイヤモンドは砕けない

 空条承太郎は、日本の杜王町という街に東方仗助という人物を探しに訪問していました。  東方仗助は、ジョセフ・ジョースターの愛人の子供で血縁上は承太郎の叔父にあたる人物でジョセフの遺産を配分するために探していたのでした。 承太郎が街を歩いていると仗助と出会います。  仗助は普段は心優しい青年でしたが、自らの髪型をいじられるとキレてしまう性格で街の不良に対してスタンドで攻撃を仕掛けているところを目撃します。 仗助のスタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」。一度破壊したものを治す能力を持つスタンドでした。 ある日、犯罪を犯しているところを仗助に邪魔された事で仗助に激しい殺意を向けて、攻撃を仕掛けてきます。

杜王町に現れたスタンド使いと弓と矢を巡る戦い

アンジェロは、自らの体を液体と同化させて攻撃を加えると言う能力を持っており、虐殺を繰り返していました。

ある日、犯罪を犯しているところを仗助に邪魔された事で 仗助に激しい殺意を向けて、攻撃を仕掛けてきます。

水蒸気に自らの体を溶け込ませて、仗助の祖父を殺害し さらに仗助の命を狙ってくるアンジェロでしたが 仗助は自らの体の中にバラバラのゴム手袋を仕込みクレイジーダイヤモンドで ゴム手袋を複製する事でアンジェロを補足

本体である片桐安十郎を岩と同化させて動きを封じ、 「アンジェロ岩」を作りあげます。

そして、杜王町の観光名所に仕上げるのでした。

アンジェロは自らが刑務所に入っている時に 何者かに体を弓矢で射抜かれてスタンド能力を持ち始めたことを 承太郎と仗助に明かすのでした。

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仗助は同級生である広瀬康一と一緒に 人が住んでいないと思われる館の除くと 康一はいきなり何者かに矢を打たれて、体を射抜かれてしまいます。

館から出てきたのは虹村億泰という人物。

億泰は「ザ・ハンド」というスタンドを持っており 右手で掴んだあらゆる物を空間ごと削り取る能力を持っていました。

仗助との戦いに発展し、激戦を繰り広げますが ハンドの能力を利用して、懐に潜り込んで仗助が勝利を収めます。

億泰と仗助が戦っている間、億泰の兄である 虹村形兆が康一の身柄を館に引き込みます。

追っていく仗助の億泰に対して、形兆はスタンドで攻撃を仕掛けてきます。

形兆は「バッド・カンパニー」というスタンドを持っており ミニチュア軍隊のスタンドで攻撃をするという能力を持っていました。

軍隊であるため個々のスタンドを攻撃しても 形兆にダメージを与えられず追い込まれていく仗助ですが、 形兆のスタンドが発したミサイルを攻撃し 復元させる事で形兆の自爆を誘い、勝利を収めます。 https://youtu.be/Q3TiTxP0N5w

戦いの後、虹村兄弟がDIOの死によって不死身の化物と化した 父親を殺すためにスタンド使いを探していたことを知り 殺すのではなく、助けるために協力しようとしますが

電気を操作するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」が現れ スタンド使いにするために必要な弓と矢を持ち去ってしまいます。

その際に億泰が攻撃を受けますが、それを庇った形兆は レッド・ホット・チリ・ペッパーに殺されてしまうのでした。

兄の仇を討つ為に立ち上がった仗助、康一、億泰は レッド・ホット・チリ・ペッパーと弓と矢を探しに出ます。

凶悪殺人鬼「吉良吉影」登場、殺人鬼を探す仗助達との出会い

吉良吉影という人物が新たに登場。 彼は独身で世間との関りを断っている中で 独身女性を大勢殺している殺人鬼でした。 今後、吉良との絡みに伏線を残しながら、再び杜王町に舞台が戻ってきます。 ある日、吉良が女性の切断した右手を袋に入れて生活していた時に 同じ袋を持った重ちーが、吉良の袋を間違って持って行った事から 遺体の右手を発見。 これにより吉良は重ちーを殺そうとバトルに発展します。 山岸が美容整形院を経営するスタンドに出会い 様々なトラブルがあった後に康一と両想いになるという 描写が描かれた後、康一と承太郎は洋服店を調査する中で 重ちーが持っていたボタンと合致する洋服を発見します。 店内の様子を窺っていた吉良は店主を爆破し 承太郎と康一の命を狙い始めます。 追い詰められた康一ですが、エコーズが更に生まれ変わり 「エコーズ act3」に進化⁉

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逃げる吉良、仗助達は捕らえる事が出来るのか

乙雅三(きのとまさぞう)という人物が現れ、 乙は「チープ・トリック」というスタンド能力を使う。すると、自らの背中を誰かに見られると背中を削られて死んでしまうという状態になっていました。 執拗に背中を隠す乙に好奇心が沸いた露伴は乙の背中を見てしまうと 乙は死亡し、チープ・トリックは露伴に乗り移ってしまいます。 露伴は康一に助けを求め、康一がエコーズでチープ・トリックを攻撃しますが 背中から離れる事はありません。 杉本鈴美のもとへ行き、チープ・トリックを振り返らせて消滅させるのでした。

吉良との最終決戦!激戦の末に待ち受ける結末とは

民家に隠れながら吉良の隙を伺う定助は 吉良の父親を倒し、自らの血を武器として、吉良と対峙します。 一進一退の攻防を繰り広げますが、億泰が蘇り形勢は逆転 承太郎なども現場に加わってきて、吉良は窮地に追い込まれます。 吉良は自らの負傷を心配して駆け寄った看護師に爆弾を仕掛けて 再び「バイツァ・ダスト」を発動させて、時間を戻そうとします。 そして、吉良は「バイツァ・ダスト」を発動させて仗助達と戦う前に戻ります。 吉良は勝利を確信しますが、そこには杉本鈴美がいました。 吉良は杉本に襲いかかろうとしますが、手が体をすり抜け 「今の光景は吉良の幻想で、現実の世界ではない」と鈴美に言われます。 吉良は仗助との戦いの末、救急車に轢かれて死んでいたのでした。 自分が死亡した事に気付いた吉良は絶望しますが 鈴美はそんな吉良に対して、亡霊を呼び寄せて吉良を襲おうとします。 吉良はそんな企みに気付きますが、鈴美は吉良を罠にかけ、 亡霊を呼び寄せる事に成功するのでした。 見送りに来た仗助と笑顔で別れを告げ、1999年の夏が過ぎていったのでした。

第4部 まとめ

序盤は殺人鬼やレッド・ホット・チリペッパーなどの強敵と バトルが繰り広げられる。 吉良の登場では一気に雰囲気がサスペンス調に変わりました。 何度追い詰めても、更にパワーアップして跳ね返してくる吉良に ハラハラさせられましたが、やっぱりアットホームな雰囲気が特徴的。 また、スタンド能力を完全に善の行為に使うキャラクターは ジョジョの中でもかなり希少な存在でした。 杜王町の全体景色をバックに 仗助のアップが写し出される最後のシーンは印象深いです。