『ポケモンエボリューションズ』アニメ、ダンデやリーリエなど出演声優は?各話内容まとめ!
YouTubeアニメ「Pokémon Evolutions」(以下ポケモンエボリューションズ)の内容と今までの各話内容、声優をおさらい。先日発売された『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパール』(ダイパリメイク)で盛り上がったところでアニメダイヤモンド・パール編やホウエン地方編を楽しもう。
ポケモンの25周年を記念して制作されたオリジナルアニメ「Pokémon Evolutions」の2本目のトレーラーが公開されたよ!
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) November 24, 2021
第5話「ザ・ライバル」の公開は、12月2日(木)23時。
公開までに、これまでのエピソードを振り返ってみてね!https://t.co/mxdp5a6BDA #PokemonEvolutions #ポケモン25周年 pic.twitter.com/pZvoldLZgS
目次
- ポケモンエボリューションズの概要、魅力
- 各話の内容
- 第1話「ザ・チャンピオン」(ガラル地方編)
- 第2話「ジ・エクリプス」(アローラ地方編)
- 第3話「ザ・ビジョナリー」 (カロス地方編)
- 第4話「ザ・プラン」 (イッシュ地方編)
- ダイヤモンド・パール編(12/2公開)
- 第5話「ザ・ライバル」 (シンオウ地方編)
- 第6話「ザ・ウィッシュ」(ホウエン地方編)
- 今後のダイヤモンド・パール系列のアニメーション作品
ポケモンエボリューションズの概要、魅力
「Pokémon Evolutions」は、ポケモンの25周年を記念して、The Pokémon Company InternationalとOLMによって共同制作された全8話のアニメーション作品。エピソードごとに、ポケモンファンにお馴染みの各地方の物語が描かれている。
OLMは現在放送中のテレビアニメ版『ポケットモンスター』や『古見さんは、コミュ症です。』。劇場版『ポケットモンスター ココ』、『妖怪ウォッチ』などの制作に携わっている。
現在、第1話~第6話までYouTube公式チャンネルにて公開されており、12月16日からは第5話「ザ・ショウ」(ジョウト地方編)の公開が予定されている。1話ごとに舞台となるゲーム作品が別れているのでどこからでも見始めることができる。
歴代ポケモンシリーズに登場する悪の組織(ギンガ団、ロケット団、プラズマ団など)や、シリーズのメインとなる伝説のポケモン(ムゲンダイナ、ミュウツーなど)が登場したりゲームファンにはたまらないアニメ作品となっている。
各話の内容
全8話構成で、ゲームシリーズのソード・シールドから赤緑のガラル地方~カントー地方の物語が最新作から順番に公開されている。
基本的にサトシなどが登場するアニメ版ではなく、ゲーム版の世界観で物語が構成されている。そしてゲーム版主人公の目線ではなく、第1話では“ガラルチャンピオンダンデ”など、ゲーム主人公ではない別のキャラクターの視点での物語を味わえる。
第1話~第6話の出演声優と内容を振り返ろう。
第1話「ザ・チャンピオン」(ガラル地方編)
出演声優
ダンデ:小野大輔
出演:『ジョジョの奇妙な冒険 Parte3 スターダストクルセイダーズ』空条承太郎
『進撃の巨人』エルヴィン・スミス
ホップ:入野自由
出演:『キングダムハーツ』ソラ
『ハイキュー!!』菅原孝支
内容・感想
チャンピオン“ダンデ”の視点から描かれる物語。無敵のチャンピオンダンデとしてのプライドや責任。ムゲンダイナの脅威からガラルを救い“英雄”となった主人公トレーナーとダンデのチャンピオンの座をかけた戦いが描かれる。
ダンデはチャンピオンとなってから一度も敗北した経験が無かったが、自分が倒すことのできなかったムゲンダイナを討伐し、捕獲した主人公トレーナーに対し今まで味わったことのない焦り、後悔、決意など様々な感情を抱く。
ダンデ自身が心情を口で語ることはないが、表情や仕草からチャンピオンとしての責任感や自身が持つプライドの重圧が伝わってくる。
第2話「ジ・エクリプス」(アローラ地方編)
出演声優
リーリエ:茅野愛衣
出演:『ソードアート・オンライン』アリス・シンセシス・サーティ
『この素晴らしい世界に祝福を』 ダクネス
出演:『ワンピース』ヴァイオレット
『BLEACH』 袖白雪
内容・感想
ポケットモンスターサン・ムーンに登場するヒロイン“リーリエ”の視点から描かれる物語で、サン・ムーンではなくウルトラサン・ムーンが舞台となっている。リーリエの成長を描いており、最初はほしぐもちゃんを助けることができない自分だったが、今回の物語の終盤では覚悟を決めて主人公トレーナーと共にほしぐもちゃん、ルザミーネを救うために戦う。
「人は助け合うべきです母様、アローラで仲間たちに教えてもらいました。それを伝えに行きます。」リーリエはウルトラホールの中にいる母親ルザミーネのもとに向かう。
ほしぐもちゃんの進化したルナアーラと再会する際に見れるリーリエとの絆や終盤の主人公トレーナーの強く、勇ましい姿にも注目したい。
第3話「ザ・ビジョナリー」 (カロス地方編)
出演声優
フラダリ:土師 孝也
出演:『転生したらスライムだった件』ガゼル王
『ポケットモンスター』ムノー(タケシの父)
内容・感想
シリーズ作品XYに登場するフレア団のボス、“フラダリ”の視点から描かれる物語。ゲーム版X・YのXに当たるストーリーが描かれており、Y版をプレイした人からすればフラダリの言動や結末が違う所にも注目。
善人であるからこそ、幼い頃から争いをなくすために努力し続けてきたフラダリにとって「世界が醜く変わっていくのは耐えられん......」「争いをなくすには人やポケモンの数そのものを減らすしかない」と、最終的に危険な思想を抱くようになってしまった。
「美しい世界が実現するその時を待ち続ける苦しみを味わえ!!」はX版のセリフ。フラダリはゼルネアスから吸収した力を世界に放ち、ポケモンと人類に永遠の命を与えて苦しませようと企む。
シリーズのボスの中でも孤独で悲しいフラダリの視点から描かれている。
第4話「ザ・プラン」 (イッシュ地方編)
出演声優
N:松岡禎丞
出演:『ソードアート・オンライン』キリト
『鬼滅の刃』嘴平伊之助
出演:『ジョジョの奇妙な冒険』ディオ・ブランドー/DIO
内容・感想
ポケモンを人々から開放するプラズマ団の王、“N”の視点から描かれる物語。ポケモンと話すことのできる不思議な少年N。少年の前に現れた謎の男ゲーチス。彼はNを閉鎖的な空間で虐待などから引き取ったポケモンとだけ関わりを持たせ、ポケモンと人間は交わってはいけないという思想を刷り込む。
しかしその真の目的は自身の野望、“自分だけがポケモンを利用しイッシュを支配する”という目的のためにNを操っているに過ぎなかった。
Nが本当にポケモンを開放するために戦っているのか、はたまた父の野望を知りながらも信じ切れないまま主人公トレーナーと戦うのか。表情や言動からミステリアスな雰囲気が魅力的なキャラクターの視点を描いた物語。
ダイヤモンド・パール編(12/2公開)
第5話「ザ・ライバル」 (シンオウ地方編)
出演声優
ジュン:村瀬歩
出演:『ハイキュー!!』日向翔陽
『原神』ウェンティ
クロツグ:森田 成一
『原神』トーマ
ジュピター:藤田咲
出演:『進撃の巨人』ユミル
『暗殺教室』律
内容・感想
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールにも登場した主人公のライバルジュンの物語。非常にせっかちな性格で「なんだってんだよー!」や「罰金○○円な!!」が口癖。ゲームをプレイした方はこのセリフの印象が強いのではないだろうか?
旅を始めた当初は漠然と強くなることを目標にしていたが、エイチ湖でギンガ団のジュピターに敗れた際に“ポケモンだけではなく自分も強くならなければならない”と思うようになる。
物語終盤ではトレーナーとして強くなり、主人公トレーナーと共にジュピターを倒し、見事リベンジを果たす。その後バトルタワーにてずっと背中を追っていた父であるクロツグと対戦し、勝利した。一度大きな敗北を味わったからこそ成長したジュンの姿が描かれる。
先日発売された『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』をプレイした後なら、記憶に新しく、より一層楽しめるだろう。
第6話「ザ・ウィッシュ」(ホウエン地方編)
出演声優
ヒガナ:佐倉綾音
出演:『僕のヒーローアカデミア』麗日お茶子
『五等分の花嫁』中野四葉
内容・感想
『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイヤ』のエピソードデルタに登場するキャラクター。ヒガナは「流星の民」の伝承者である。「流星の民」とは、はるか昔にゲンシグラードンとゲンシカイオーガの争いを止めたメガレックウザの伝説を語り継ぐ一族の名前である。ヒガナはレックウザを呼び出せる術と力を備えているため伝承者と呼ばれる。
1000年前からホウエン地方に衝突すると予測されている巨大隕石を止めるため、ヒガナはレックウザを呼び出し、先祖の人々の願いによって覚醒したメガレックウザの力を呼び起こそうとしていた。
しかし、呼び出したレックウザは複数のキーストーンを集めても力が足りず、覚醒に至らなかった。すると、主人公トレーナーハルカがもついんせきのかけらをレックウザが飲み込み、メガシンカする。このため正当な伝承者はヒガナではなく主人公トレーナーハルカとなった。ヒガナは落ち込むがそれを受け入れ、最後の伝承としてメガレックウザを捕獲したハルカとバトルする。
ヒガナはゲームにおいても謎が多く感情を読み取りにくいキャラクターだが、今回のアニメで表情などがしっかり描かれ、ヒガナの心情を細部まで読みとることができ非常にありがたい作品だった。
今後のダイヤモンド・パール系列のアニメーション作品
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール発売やポケモン25周年を記念して様々なアニメーション作品やメディア展開が行われている。今後ダイヤモンド・パール関連のアニメーション作品は公開されるのだろうか。
前作、2019年発売の『ポケットモンスターソード・シールド』では2020年1月にソード・シールドの世界を舞台にしたアニメ『薄明の翼』がYouTubeに公開されている。『薄明の翼』はアニメーション制作会社スタジオコロリドによって制作され、その後YouTubeのポケモンkids TVで公開された『ユメノツボミ』の制作にも携わっている。
今年11月15日には『薄明の翼』総集編が公開され、本作『ポケモンエボリューションズ』の制作会社OLMとの共同作品も期待され、まだまだYouTubeアニメの展開が期待されるだろう。
ブリリアントダイヤモンド シャイニングパールに関連したアニメ作品も購入から1年後などのユーザーがゲームをプレイしてから落ち着いてきた時期にYouTubeアニメとして公開される可能性が高い。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』の発売も予定されているので新たにヒスイ地方を舞台にしたアニメーション作品の製作の可能性も大いにあり得るかと思われる。