【ドラクエ】つながり&時系列を『ロト』『天空』に分けてざっくり解説

3リメイク&12発売決定!

いよいよ新しいナンバリングタイトルであるドラクエ12とロト三部作の始まりである3のリメイクが発表されました! 今回は両作品の発売前の時系列のおさらいということで、ロト三部作(1,2,3)と天空三部作(4,5,6)を様々な考察がされている11を 交えながらざっくり解説していこうと思います! youtu.be

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※ 箱舟は非公式名称なので注意!7と8は単独タイトルとして本記事では除外します…すみません…

ロト三部作(1,2,3)

一般的にロト三部作は3→1→2と続いているとされています。 1では主人公がかつて魔王を倒した「ロト」の血を引くものとされ、作中もロトの名をいたるとこで 見ることが出来ます。 また「ロト」の名を冠する道具、武具が登場します。

2では事前に「1から数百年後」であることが事前に明かされており、 主人公たちは前作主人公の子孫であり、すなわち「ロトの子孫たち」ということになります。 広くなった世界にはラダトームの城やアレフガルドが再登場。 ロトの道具、武具も再登場しました。

3ではそもそもロトという名はストーリー上出ることはなく、主人公の名前を「ろと」にもできません。 しかしストーリーが進むにつれ、1、2の世界であるアレフガルドラダトームの城が別世界で登場し、 1でキーアイテムの1つとなる「ひかりのたま」、2で声のみ登場した「精霊ルビス」が再登場。 そして3エンディングでは主人公こそが「ロトの勇者」であり、 主人公の使っていた装備こそが後に「ロトの○○」として後世に伝えられ、ロトの時系列は3→1→2であることが完全に明らかになりました。

天空三部作(4,5,6)

天空三部作は6→4→5と続いているとされていますが、公式から明確なつながりは明かされていません。

4では前作までのロトシリーズとは関連のない別世界が舞台となり、物語終盤には 「マスタードラゴン」の統べる「天空城」とそれに通じる「天空への塔」が登場しました。 また勇者専用の武具として「てんくうの○○」が登場しました。

5では前作より数百年の世界が舞台であるものの、世界の地形が大きく変わってます。 しかし前作でも登場した「天空城」、「天空への塔」があり、 マスタードラゴンや天空の武具などが登場しました。 前作の勇者や「導かれし者たち」だとされる人たちや、 裏ボスとして前作の中ボスであった「エスターク」も登場しました。 これで5と4は同じ世界観であることがわかります。

6では「夢の世界」にある「ゼニスの城」が天空城とほぼ同じ構造をしており、 エンディングでは夢の世界消失後にゼニスの城だけが残り、空中に浮遊する描写があります。 また、攻略本では「ラミアスの剣」をはじめとした伝説の武具が天空の武具と酷似したデザインで描かれました。 リメイク版の裏ダンジョン前の町「デスコッド」のイベントで「近い未来」を選ぶと4のキャラクターたちが、 「遠い未来」を選ぶと5のキャラクターたちが登場します。 後に発売された「ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書」では、 ゼニス城が後の天空城であることも明記されました。 しかし6は前作4,5とのつながりを感じる部分が少なく、プレイヤー側で見ることのできる つながりは多くありません。

11の時系列はロト?天空?

11は明確なつながりは明かされていないものの、ニズゼルファ撃破後 の真エンドで3で最初に表示されるセリフであること、 勇者の剣・真の宝玉がズームアップされ1の勇者の手に渡るようなシーンが流れたり、 ロト三部作とのつながりを示唆するようなシーンが流れます。 これにより11はロト三部作の始まりである3よりもはるか過去の物語であるという見解で一致しているようです。 しかし公式からはっきりとした明言はないため、あくまでファンの間での通説となっています。 もう勇者(主人公)が過去にもどっていなくなった世界が天空シリーズなのではという説もあるようです。 過去に戻る際に折れてしまいましたが、勇者の剣・改の刀身が天空の剣と似た刀身をしていたり、 フィールド曲が天空天空シリーズで使われた曲が多かったりと、何かとにおわせな部分がありました。 そして勇者の相棒であるカミュが6の主人公に似ているというのも天空シリーズとの関連を感じる方もいるようです(少々強引な気がしますが…)

7,8の時系列

7と8は基本的には独立タイトルとして数えられることが多いです。 しかし7はナンバリング作品で唯一「プロトキラー」が登場することもあり、11よりも過去の物語という見方もあります。 8はレティスラプソーン撃破後に「別の世界ではラーミアと呼ばれていた」というセリフから3よりも後かつ別の世界の話ということがわかります。

箱舟シリーズ(9,10)

非公式名称ではありますが9と10は箱舟シリーズと呼ばれることがあります。 10の神話編にて「グレイナル叙事詩」「星のオーラ」の存在、「その昔、星空の守り人によって世界は救われた」といった伝説が残されていることから 箱舟シリーズの時系列は9→10であることが考えられます。