【アーケードアーカイブス】あのアーケードゲームがswitc・PS4で遊び放題! 使いやすいアケコン紹介も!

誰しも一度は思うことがあるのではないでしょうか。

「ゲームセンターのゲームをお金を入れずに遊びまくりたい。」

今回はそんな少年少女たち(成人かどうかは問わない)の夢をまるっとかなえてくれる二次元ポケット、アーケードアーカイブス=通称アケアカについてご紹介していこうと思います。

アーケードアーカイブスとは

80年代、90年代のゲームセンターを彩った数々の名作アーケードゲーム。いまでは遊べる場所もすっかり減ってしまったこの数々の名作たちをそのままにしてしまうのは惜しい!

ということで株式会社ハムスターと株式会社日本一ソフトウェアの手によって現代の最新ハードに忠実に移植されたシリーズがこの「アーケードアーカイブス」というわけです。最近なんと7周年を迎えたそうで、不朽の名作というのはまさに朽ちることのないコンテンツというわけですなあ

アーケードアーカイブスには、当時のゲーム環境を再現する機能が色々ついているのみならず遊びやすく改良されたところも多数あります。できることの一覧がこちら。

・ゲーム画面に枠を表示

・ゲーム画面の表示位置を縦または横方向に移動

・ゲーム画面のサイズ、スケールを変更

・ゲーム画面の向きを90度単位で切り替え

スクリーンショット/動画のシェア、ブロードキャストに対応

・オンラインでのランキング機能

・お好みのゲーム設定に変更可能

んー、この時点ですでにだいぶ盛りだくさんですが、魅力はこれだけではありませんよ!

アーケードアーカイブスは大きく分けて二種類あります。といっても内容的にはほぼ変わらないのでご安心を。

一つは普通の「アーケードアーカイブス」そしてもう一つが、「アケアカNEOGEO」です。

まずは普通の「アーケードアーカイブス」についてですが、こちらは懐かしのシューティング、ベルトスクロールアクションのようなジャンルを中心にそろえたシリーズです。ゲームセンター黎明期ともいえる時代の作品を味わうことができます。「ゼビウス」なんかが有名ですね。
そしてもう一つの「アケアカNEOGEO」ですが、こちらはあの名作ハード、NEOGEOの作品を中心に収録されたアケアカとなってます。NEOGEO自体が格闘ゲームが多かったハードというのもありますが、この「アケアカNEOGEO」は格ゲーが中心のラインナップです。「餓狼伝説SPECIAL」や「竜虎の拳」が有名ですね。

まあ、この二つに機能的な大差はなく、ラインナップが違う程度の認識で全然問題ないと思います。<spanstyle="color:#ff0000">あの頃遊んだなあこのゲーム……というのでご購入いただくのがよろしいかと思いますよ。ラインナップは公式サイトで簡単な説明と一緒に確認できますので、併せてぜひともご覧くださいな。

www.hamster.co.jp

・実際に遊んでみた! メタルスラッグ

実際プレイしてみるとどんな感じ? という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思うので、せっかくなのでちょっとしたプレイレポートも書こうかと思います!

今回PS4でプレイするのはアーケードゲームの顔ともいえる名作アクション、「アケアカNEOGEO」より「メタルスラッグ」をレポートしていこうと思います。

youtu.be

メタルスラッグを起動すると、懐かしのタイトルロゴが。そして下には日本版と海外版の選択画面がありした。どっちも選べるというのは良いですね! 触れる機会が少ない海外版が選べるのはポイントが高いです。
ですが今回は日本版でプレイしてみることにします。

L1ボタンでクレジットを追加しゲームをスタート。クレジットを追加してからスタートボタンを押すという工程にも忠実なアケアカ。期待が高まります。するとメタルスラッグ特有の「ミィッスン、スタートゥ」のボイスが。音質は当時の筐体の音声が忠実に再現されているように思います。先へ進んでいきマシンガンのアイテムをゲット。もちろん「ヘヴィーマスィンガン」のボイスも筐体のそれのままですね。

と、ここでPS4コントローラーのタッチパネルを押してみると設定画面が登場。ゲームの難易度やクレジット数の設定欄があり、サウンド設定やディスプレイ設定の項目が並んでいます。試しに何個かいじってみましょう。

サウンドの項目を開いてみると、結構細かいところまで調整することができるようです。面白いのが、低音重視・高音重視なども選べるところ。好みに合わせて変えても面白そうですね。ゲームセンターは爆音が基本なので、低音重視にするとより再現度が上がる感じを受けました。ここは好みかもしれませんね。特にメタルスラッグは敵兵士がやられた時の「ア˝ア˝ア˝ァ˝ァ˝オ!」という特徴的な高音ボイスもありますし。何はともあれこんな細かい音声設定ができるのもアケアカならではですね。実際はスピーカーや基盤をいじらなけらばならないでしょうから。

もう一つくらい設定をいじってみましょう。続いてはディスプレイ設定をいじってみます。表示サイズや画面枠の設定の下に画面フィルターという謎の項目が。変えてみると……

うおおおおおお!?ブラウン管風の画面に変わった!!

スキャンライン(ブラウン管の横じまみたいなアレ)を追加してくれるフィルターのようで、AとBの二種類、それぞれ五段階でスキャンラインの濃さを調節できるようですね。AとBの違いは、Aは単純にスキャンラインの追加。Bはスキャンラインに帯がツーっと走る演出が入ります。カメラでブラウン管を撮った時などに見れる、フライバックの再現ですね。整備のヌルい駄菓子屋の筐体なんかはこのフライバックが肉眼でも見れたりしました。にしてもこの演出、いいですねえ!

実際にプレイしてみた感じ、あの筐体のメタルスラッグをそのまま遊べますよといった感じ。当時の環境を再現する画面フィルターには思わずうならされました。価格は838円と、9回コンティニューすればおつりがくる金額。当時から考えれば破格の安さです。(メタルスラッグの筐体用基盤は現在でも中古で3万円ほどします。)
冒頭でも軽く書きましたが、ゲーセンのゲームをタダで遊びまくりたい! という夢は、十分かなう性能だなと思いました。

・おすすめの遊び方! アケコン紹介

せっかく”アーケード”ゲームを遊ぶのですから、やはりコントローラーは”アーケード”コントローラーにしたいですよね!? 実際私もアーケードコントローラー、略してアケコンでのプレイも試してみましたが、やはり断然アケコンのほうが臨場感がありますね。そこで今回はおすすめアケコンをいくつかご紹介したいと思います。

Qanba Drone 約1万円

筆者がこのアケアカをこれから遊ぶという人に最もおすすめしたいのが、この クァンバドローン。まず安い!1万円以下のアケコンというのは数多く存在はしますが、どれも剛性やボタンに問題があるものが多いです。それらの課題をすべてクリアしたうえでこの価格をたたき出しているのが、このクァンバドローンなんです。まず自社製のボタンとレバーを採用しているのですが、これがゲーセン最盛期当時に流行ったボタン、<spanstyle="color:#ff0000">セイミツ製や三和製に近い操作感となっています。ボタン交換などをせずとも懐かしい感覚を味わうことができます。この価格帯のアケコンとしては規格外のコスパの良さがこのアケコンの売りです。
筆者も実際にこのアケコンでゲームを遊んだことがありますが、もう5千円高い価格帯のアケコンにも全く劣らない性能をしていると感じました。 別に対戦格闘ゲームをガチガチでやるというわけではない方が、この記事を読まれる方には多いと思いますので、このアケコンを筆者一押しとさせていただこうと思います。

[ www.jp.playstation.com ]

リアルアーケードPro.N HAYABUSA for PlayStation®4/PlayStation®3/PC 約2万3千円

このアケコンをアケアカで遊ぶのにおすすめする最大の理由はそのボタン配置にあります。このアケコンのボタン配置はノワール配置という配置になっておりまして、山形のようにボタンが並べてあるんですね。これは昔のゲームセンターの筐体に数多く採用されていた配置で、まさに当時の感覚をそのまま味わえるというわけです。

ただし!ボタンの種類が大きく異なるので、それが気になる人は注意です‼

このアケコン、コスト削減のためHORIさんの自社製ボタンである「隼ボタン」というのを採用しているのですが、これが結構当時のゲーセンで主流だったセイミツ製ボタンや三和製ボタンと押し心地が異なります。
速さを重視した設計なので、ボタンの厚みを薄くして、触れてからスイッチが押されるまでのロスを減らした設計になっているんですね。そのため押し心地が異なるんです。決して押し心地が悪いというわけではないのですが、気になるという人もいるでしょう。ですがご安心を。

ボタンは交換可能です!

しかも結構簡単にボタンを変えられるようになっているので、お気に入りのボタンにできます。そうすればもう完全にゲームセンターのそれとそん色なく遊べますね!

hori.jp


リアルアーケードPro.V HAYABUSA ヘッドセット端子付きforPlayStation®4/PlayStation®3/PC 約2万円

こちらは上と同じリアルアーケードプロシリーズのアケコン。特徴はオプションボタンの位置ですかね。天板上にオプションボタンがついています。これは当時のゲームセンターさながらといったところでしょうか。サイズ感も当時のアストロシティ筐体の幅に近く、ヘッドセット端子がついているので、イヤホンなどもさせます。ただ、このアケコンもボタンが「隼ボタン」なので、より再現度を上げるにはボタン交換が必要です。そしてボタン配置も近代格闘ゲームに対応したビューリックス配置となっています。ですが、<spanstyle="color:#ff0000">剛性も非常に高くコスパのいいアケコンといえると思います。筆者もボタンを交換して長年愛用していますしね。

hori.jp





いかがでしたでしょうか。あなたの知らない「アーケードアーカイブス」の話。もしご興味がありましたら公式サイトからあ、これ懐かしいと思った一本を、お手持ちのPS4やswitchで購入されてみてもいいとおもいますよ。どれも1000円を超えるものはそう無いので、お手頃価格で懐かしいあの頃に若返ることができます。