【リゼロ】大罪司教まとめ 名前と権能の由来一覧

現在、第二期放送中の『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、リゼロ)。リゼロ内に登場するキャラクターの名前は、星に関連するものが多く使われています。例えば、主人公の「ナツキ・スバル」はおうし座の散開星団であるプレアデス星団の和名「すばる」からきています。

星に関連する名前は、大罪司教に多く使われているので、今回は、大罪司教たちの名前の由来をご紹介します。

『怠惰』の大罪司教:ペテルギウス・ロマネコンティ

スバルと最初に戦った『怠惰』の大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティ

オリオン座のα星ベテルギウスが名前の由来。アラビア語「ジャウザーの手」という意味がある。ペテルギウスの権能「見えざる手」はここからきているかもしれません。

「ジュース」は、原綴り「Betelgeuse(英語読みでビートルジュース)から。

『暴食』の大罪司教:ライ・バテンカイトス

レムやクルシュなどの名前・記憶、またはその両方を奪った『暴食』の大罪司教の3人

『美食家』ライ・バテンカイトスは、クジラ座の恒星「クジラ座ζ星」別名バテン・カイトスからきています。アラビア語では「クジラの腹」という意味になります。

『悪食』ロイ・アルファルドは、ウミヘビ座の恒星「ウミヘビ座α星」別名「アルファルド」からきています。アラビア語で「孤独なもの」ラテン語「蛇の心臓」

『飽食』ルイ・アルネブは、うさぎ座の恒星「うさぎ座α星」別名「アルネブ」からきています。アラビア語「ウサギ」

『暴食』の大罪司教はそれぞれ「クジラ」「蛇」「兎」を意味し、三大魔獣「白鯨」「黒蛇」「大兎」を連想させますね。

『強欲』の大罪司教:レグルス・コルニアス

大罪司教の中で最強と言われている『強欲』の大罪司教レグルス・コルニアス

しし座アルファ星「レグルス」からきています。ラテン語「小さな王」

また、別名で「コル・レオニス」と呼ばれ、ラテン語「獅子の心臓」という意味になります。

「小さな王(自身の心臓を他人に寄生させる能力)」「獅子の心臓(時間停止する能力)」はレグルスの権能、「コル・レオニス(味方の位置の把握と味方の負担を自身または他の味方に分ける能力)」はスバルの権能の名前で出ています。

『憤怒』の大罪司教:シリウス・ロマネコンティ

第五章で登場する『憤怒』の大罪司教シリウス・ロマネコンティ

名前の由来は、おおいぬ座で最も明るい恒星シリウスギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味します。作中のシリウスも、炎を纏って戦います。

冬の大三角形は、おおいぬ座α星シリウスこいぬ座α星プロキオン・オリオン座α星ベテルギウスの3つで構成されているので、シリウスがロマネコンティを自称しているのはここからきているのかもしれません。

『色欲』の大罪司教:カペラ・エメラダ・ルグニカ

シリウスと同じく、第五章で登場した、『色欲』の大罪司教カペラ・エメラダ・ルグニカ

大罪司教の中で一番のクズと言われています。

ぎょしゃ座α星「カペラ」が由来となっている。α星カペラは、ぎょしゃ座で最も明るい恒星で、ラテン語で「雌ヤギ」アラビア語で「おしゃれな男」を意味する。

α星カペラは、普段黄色く輝いているのですが、秋の宵、北東の低い位置で輝いているときは、大気の揺らぎによって七色に輝いて見えることから「虹星」と呼ばれることもあるそうです。

カペラの権能「変異・変貌」というのは虹星からきているのかもしれません。

まとめ

以上が、大罪司教たちの名前と権能の由来でした。

星に関連する名前は、大罪司教以外のキャラクターや地名にも使われています。また、名前だけでなく能力にも関わっていることが多いので、星について詳しくなると考察や真実が見えてくるかもしれません。