『リゼロ』2期後半クール オットーVSガーフィール カットシーン解説とちょっとした豆知識

リゼロ二期後半クール第40話「オットー・スーウェン/信じる理由」が1月12日に放送されました。今週のリゼロは、オットーの過去・スバルとエミリアの言い合いがメインのお話でした。しかし、実はオットーの大事なシーンがアニメではカットされていたのです。今回は、そのカットされてしまったシーンについて書いていきたいと思います。

オットーとガーフィールの戦い

オットーは、スバルがエミリアを探し、話し合いをするための時間を作るために、ガーフィールと対峙しました。しかし、会話をするだけではガーフィールはオットーに意識がいかないため、オットーはお腹を殴られたときにガーフィールの青い輝石を奪いました。さらに、言霊の加護と土属性魔法を活かして、落とし穴や火の魔鉱石を使い、時間稼ぎをしたのです。

その後ラムが参戦し、オットーと連携を取り、ラムの「アル・フーラ」をガーフィールに打ち込んで場面が変わりました。

アニメでカットされたのはオットーの切り札

オットーが足止めをする際、アニメでは、落とし穴と火の魔石をメインに時間稼ぎをしていましたが、原作では、オットーの切り札も使っていました。

言霊の加護を用いて、森中の虫や動物たちからマナを自身に集めて、土属性最高位魔法「アル・ドーナ」をガーフィールに放っていたのです。しかし、アル・ドーナを受けたガーフィールは健在で、ラムが参戦します。

言霊の加護の所有者で大人になるまで生きていたのは2人だけ!?

言霊の加護を持っていた人は、至る所から聞こえてくる声に耐えられず、大人になる前に死んでしまいます。

しかしオットーは、家族が非常に優しく、加護持ちとしては恵まれた環境だったため、成長することができました。

作者曰く、まともに成長できたのはオットー以外に、歴史上1人しかいないそうです。その人がとても気になりますが、きっと重要人物なのでしょう。

最後に

以上が、アニメ第40話「オットー・スーウェン/信じる理由」でカットされたシーン、オットー豆知識でした。

リゼロ原作者・長月達平さんがTwitterでそれぞれのシーンの説明などをしているので、アニメを見ながら、チェックしてみて下さい。

アニメ終盤で、スバルはエミリアに信じてもらうために、「嫌なら、よけろ」と言い、エミリアとキスをします。原作では、「エミリアにとっては初めてで、スバルにとっては彼女と2度目の口づけ」「冷たい死の味がした一度目とは違う。二度目のキスは熱い命の味がした」となっています。

アニメでは2人が言い合いをしているときの瞳の演出。原作では心情などの表現。アニメではわかりにくい、各キャラクターの心理を詳しく知りたい方は、原作も読んでみて下さい。